台湾、雪山遠征で国立公園の入山手続きのあり方について考えさせられた。
雪山(3,886m)は雪霸国家公園の中にある。国家公園にバスで入るときに管理事務所で一旦停止して入山料を支払って通過した。その後、武陵農場の先にある登山口に建つ管理事務所で入山届けをする。順番を待ちをして、呼ばれるのを待つ。順番がくると我々19名全員、管理事務所の中に入って、15分程度のビデオを見せられた。
ビデオは日本語版の音声で放映してくれた。内容は、国立公園内での自然保護、安全登山などの啓蒙ものだった。ごくありふれた内容だったけど、入山時に登山者にビデオを見せて自然保護や安全登山について再確認させることは意識付けという面でそれなりの意味があると思った。
日本でも人気が高くて登山者が集中する富士山や立山など特定の山で登山者に対して入山手続きの一環として啓蒙ビデオを義務づけることを検討してみてもいいかもしれない。特に海外からの登山者や山ガールや登山ビギナーには意味がありそうだ。