今日は朝からいい天気だ。ハンナと爽やかな空気を胸いっぱい吸いながら、のんびりと散歩をした。
先週登った瑞牆山を懐かしむ。途中の稜線にある富士見平小屋の佇まいと周辺のキャンプサイトの光景が眼に浮かぶ。決して立派な造りとは言えない山小屋だけど、昔ながらの心和む山小屋の原形を見た思いだ。
いったん山に入ったら、多くのことを望むことはしない。町の暮らしで当たり前のことを山小屋に求めることはできない。不便さの中で過ごすひと時がいいのだ。富士見平小屋に泊まったわけではないけど、山小屋としては僕が描く理想の小屋だったと思う。
そんな思いで、山小屋とキャンプサイトの写真を眺め続けている。