日経新聞の地方版の「縦横夢人」欄に岡山県西粟倉村で「酒うらら」という酒屋を営む道前理緒さんの記事が載っていた。
日本酒好きが昂じて西粟倉村に移住して、「森の学校」(廃校となった小学校)で酒屋を始めた松江市出身の日本酒女子33歳のチャレンジだ。日本酒の伝道師として出張日本酒バーも開かれているのだとか。道前さんは僕と同じ、お燗の方が好きなため、基本的に常温で扱える日本酒に絞られているようだ。今、とかく冷酒が幅を利かせている中で、常温で美味しく飲める酒を探して、「造り手とじっくり話し、飲んで、ほれ込んだものを」選んで、販売されている。
この記事を読んで、県北で日本酒と真摯に向きあっている日本酒女子がいることを知り、日本酒党の片割れとしてすっかり嬉しくなった。早く「酒うらら」を訪れてみたい。