風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

吹屋ふるさと村を訪ねる

2018-08-28 | バイク


 成羽天神山から下りて登山口の駐車場で解散した。山仲間3名に別れを告げて吹屋ふるさと村に向けてバイクを走らせた。まだ8月だというのに稲穂は黄金色に輝いていた。



 吹屋ふるさと村の駐車場に到着。バイクを止めて、ハナと散歩を楽しむ。鮮やかな赤茶色で統一された建物の外壁が美しい。吹屋は重要伝統的建造物群保存地区となっている。通りの家屋の屋根も赤銅色の石州瓦で統一され、100年ほど前の町並みが今に蘇っている。



 江戸時代の中期に幕領地となり、吹屋は銅山の町として発展した。その後、顔料としてのベンガラで日本唯一の巨大生産地となった。また三菱グループ発祥の吉岡銅山跡もこの吹屋にあり、かつて日本三大銅山のひとつでもあった。かつての栄華の面影が残るノスタルジックな街並みをハナとのんびり歩いた。



 ハナの散歩を終えて駐車場に戻ると、お店の前にかき氷ののれん旗を発見。宇治金時のカキ氷を注文し、火照った身体を冷やしてから、再びバイクにまたがった。



 車の少ない山あいの道をソロでツーリングだ。最高の気分でバイクを繰り、家路についた。