風になれ

大自然のふところで山歩きを楽しむ生活。
いつの日にか、森にそよぐ風になれたら・・

瓶ヶ森林道から石鎚山へ

2018-10-21 | 山歩き


 車2台に会社の山仲間9人が分乗して四国に向かった。瀬戸大橋を渡り、伊予西条ICで松山自動車道を下りて、194号線を南下し、寒風山トンネルを抜ける。寒風茶屋から紅葉の瓶ヶ森林道に入った。いわゆるUFO(雄峰)ラインは多くの車、モーターバイク、ロードバイクが往き交い、賑わっていた。



 いつ来てもこの天空の道の美しさには目を奪われてしまう。ほれぼれする。できることならロードバイクのペダルを漕いで天空の道を全身で楽しみたいところだ。
 瓶ヶ森林道を抜けて、石鎚山の土小屋に入った。土小屋白石ロッジで会社の山仲間と一緒に食事をして、そのあと部屋に戻って岩魚の骨酒を飲み、少しだけ歓談してから急いでハナちゃんの待つ駐車場に戻った。ハナちゃんはふて寝をしていた。宿代を払っていたけど、ハナと一緒に車の中で寝袋に入って眠った。



 日曜日の朝、強い風が吹いていたけど一点の雲もない快晴だった。日の出とともに石鎚山はモルゲンロートで美しく輝いていた。



 朝7時、山仲間9人で土小屋から山頂に向けて歩き始める。ハナはバッグの中。



 木々の紅葉は今一つ。紅葉シーズンはこれからなのだろう。二の鎖、三の鎖を通り、一気に弥山の頂上に。
 弥山の石鎚神社周辺はすでに多くの登山者で混雑していたので、すぐに天狗岳に向かう。



 天狗岳は人もまばらで静かだ。360度の眺望を楽しむことができた。





 午後1時過ぎに土小屋の駐車場に戻った。瓶ヶ森林道は大混雑が予想されたので、石鎚スカイラインを下ることにした。国道494号線に入り、典型的な四国の3桁の酷道を北上。
 東温市ふるさと交流館さくらの湯の温泉でさっぱりしてから川内ICで松山道に上がり、瀬戸大橋に向けて車を走らせた。
 お天気に恵まれ、山仲間と一緒に石鎚山の秋を満喫することができた。