秘密基地でハナと過ごした朝、息子ファミリーと一緒に朝食を頂いてから一度、家に戻り、アロマテラピー講習会に参加するために福山に向かった。
バスで岡山駅に出て、電車で福山に。車窓から稲穂がたわわに垂れる田園風景に目をみはり、実りの秋を感じる。
福山駅から講習会の場所まで歩く。講習会が始まる時刻までにギリギリ間に合った。
「古典からひもとく香りの世界−「源氏物語」の香りと死生観」
講師の先生の話に引き込まれ、平安時代の宮中の未知の世界に知らず知らず引きずり込まれた。
家に戻り、講習会で頂いた京都の松栄堂の「花散里」(はなちるさと)をさっそく薫いてみる。やさしい香りだ。
今日学んだ源氏物語の話を思い出しながら、宮中の世界に一人想いを馳せた。