ラジオ深夜便「明日へのことば」に沢木耕太郎さんが登場。若かった頃、見知らぬ土地を旅する冒険に胸をときめかせて読んだ「深夜特急」の作者だ。
今のコロナの時代、沢木さんは淡々と日常生活を肯定的に生きておられる様子を語られた。世の中を肯定的に捉える原点は旅だと思うけど、いかにも沢木さんらしい生き方だ。
高校一年の時の旅の話や横浜国大の学生時代の旅の話も長洲ゼミに入る話も面白かった。73歳になられる沢木さんだけど、感性の瑞々しさは今も全く失っておられない。料理、掃除、洗濯など自分の家事能力の高さを誇らしく語る沢木さん。見習おう。沢木さんのように老いたいなあ。