岡山県のコロナ感染者数は35名だった。コロナ禍はまだまだ収まる気配はない。この正月休みが正念場だとテレビで専門家がしきりに警鐘を鳴らしている。
今朝のラジオ深夜便「明日へのことば」で古代ギリシャの時代から1340年代のペストに代表される数々の疫病に人類は苦しめられてきたヨーロッパ人の信仰と美術の話を聴いた。人口の三分の一が死亡するような悲惨な疫病も経験する。ヨーロッパ人は疫病など天災が起きると神の罰だと考え、それを受けて悔い改めよというのが信仰の根幹だと。
人間は傲慢になりすぎていた。コロナの時代はその反省の機会になったし、次に向かう革新のエネルギーを蓄積する時代だという話が印象に残った。すでに在宅勤務やリモート会議など働き方にもさまざまな革新が起きていて、世の中が様変わりする変化の原点になりそうだ。
今回の史上に残るコロナは後世にどのように語り継がれることになるのだろう。