ハンナ 初めての空の旅

　土曜日の朝、岡山空港から羽田空港までハンナは初めて空の旅をした。　JALのカウンターでJAL PET CLUBへの入会を勧められたので即入会手続きをした。搭乗5回目、10回目にはペット料金が無料になるのだとか。チェックイン手続きが終了するとクレートにネットをかけられて厳重に封印された。そこまでやるの、というくらい厳重にネットの口を結ばれた。空気を察してハンナは少し鳴いたけど、すぐに諦めたのか静かになった。僕の方がウルウルしてしまった。機内のどこかで、ハンナはひとりきり、淋しい思いをさせることを心の中で詫びた。



　羽田について荷物受取所にあるペット受取場所でハンナを今か今かと待った。ハンナの少し小声の鳴き声が聞こえるクレートを見た時は小躍りしたくなるほど嬉しかった。係員からクレートを手渡される。元気なハンナが出てきた。お疲れさま、ハンナ。

　今回、僕もハンナも初めての経験だったけど、心配するほどではなかった。ハンナを連れてどこへでも空の旅に出かけられるという自信を得た。案ずるほどではなくて、これから気軽に空の旅ができそうだ。さて、次はどこへ行こうか・・

映画Everestの封切り

　11月5日は津波防災の日だった。岡山県危機管理課が平成25年に公表した津波浸水想定によると我が家は0.3m以上〜1.0未満となっている。想定外の災害がないとは思わないけど、不遜ながら津波被害には安心しきっている。

　気になっていた映画Everestが封切られた。迫力ある映像が評判のようだ。今週末は上京するので映画を観れないけど、来週末には映画館TOHO CINEMASに足を運びたいと思っている。



　ハンナちゃんは今朝も膝の上でまったり。散歩に連れ出すまではいつもこの調子でおネムだ。明朝は航空機に初搭乗。僕もドキドキするけど、ハンナは大丈夫かなあ。空調の効いた場所だとは聞いているけど・・・。

菊池桃子さんと社会的包容力

　忘年会の予定がいくつか入り始めた。年の瀬を感じる。

　3日、岡山市内で開いた「地域子育てフォーラム」で講師を務めた菊池桃子さんの映像や発言内容を報道しないよう岡山県が規制したことが物議をかもしている。菊池さんの事務所との契約に基づくものらしいけど、公的行事の運営のやり方としてどうなのかという問題は投じたようだ。菊池さん側の言い分、発言の一部を切り取って報じられると真意が伝わらないということはよく理解できる。マスコミ、報道側の資質に大きな問題があることは痛感しているから。
　菊池さんは一億総活躍国民会議の異色の民間議員として注目されている。菊池さんが一億総活躍を「社会的包容力」と読み替えたほうがいいのではないかと発言された記事を何かで読んだことがある。言い得て妙だと感心した。
　シングルマザーで多忙な菊池さんだけど、日本の社会的包容力を高めるため、これからの活躍を期待している。

伊勢エビと大正の鶴

　夕方、息子夫婦が大きな伊勢エビを提げてやってきた。まだ元気よく跳ねる伊勢エビを早速さばいて、刺身と寄せ鍋にしてくれるようだ。
　僕は待ちきれなくて、準備が整うまでカナディアン・ウィスキーCrown Royalのロックをちびりちびりやりながら時間待ちする。
　寄せ鍋ができるまでの肴にと伊勢エビの刺身を先に出してくれた。歯ごたえがあって実に味わい深い味だ。


　
　鍋が運ばれてきたので、冷蔵庫から「大正の鶴」を取り出す。岡山県北の地酒、真庭市・落酒造場の「純米 大正の鶴 七五精米生原酒」で「備前朝日」という本来は食米を原料に使ったお酒だ。息子から今晩一緒に食事をしようというメールが入った後、「ワインの武田」で仕入れて冷蔵庫で冷やしていた。
　冷やで頂く。香りが適度に広がり飽きのこない美味しい見事な酒だ。鍋を囲んで、息子夫婦と楽しい語らいが続く。
　鍋の季節はいいなあ。鍋も酒も美味しかった。

稲刈りの香り

　文化の日。祝日の午後、息子の工房を訪ねるとすっかり秋の景色だった。稲刈りの真っ最中。日本の秋の香りがする。
　柿もたわわに実っている。昔は柿もご馳走だったけど、果物が豊富な今の時代はそうでもなく、いずれカラスのデザートになるのだろう。

ハンナとの空の旅が近づいた

　ハンナの体重がついに2kgの大台にのった。動物病院で測ってもらったら2.1kgだった。
　今週末はハンナを連れて東京の娘のところへ空の旅をする。ネットからJALペット料金事前お支払いサービスで予約も済ませた。Hannaの航空運賃はクレートに入って岡山ー羽田の往復費用が12,000円。空調が客室並みの環境ということなので安心しているけど、気圧変化で頭痛がしないかとか、淋しくて鳴きはしないかとか心配するときりがない。それ以上にHannaと東京の公園を散歩するのが楽しみだ。　

小豆島に渡る

　日曜日、Hannaを連れてフェリーで小豆島に渡った。瀬戸内らしい穏やかな海で波ひとつなく、岡山港から1時間15分余りで小豆島の土庄港に着いた。



　小豆島に来たのはいつ以来だろう。トレーニングのために海岸線を2日かけて徒歩で一周したこともあるし、トライアスロンクラブの合宿を組んだこともあり、思い出が一杯詰まった島だけど、すっかり足が遠のいていた。Hannaにとっては始めての船旅。砂浜では時折押し寄せる小さな波の音に驚いていた。
　島では磯の香りを吸いながらHannaとたくさん散歩をして過ごした。のどかな休日だった。