今日、介護の会社の研修があった。
今回の訪問介護報酬引き下げの改定で、処遇改善加算が取れなければ、そしてもし事務処理上のミスが出たら、多分倒産するだろうという話だった。
処遇改善加算というのは、事業所が働く人たちの「処遇」を改善すれば報酬を加算する、つまり『事業所で、キャリアアップ研修や、ICT化するなどして、優れた人材がいる良い事業所になれば、お金を増やします』ということことだそうだ。ICT化って何だろう?
検索してみたら、あるサイトに、情報通信技術を活用してコミュニケーションを円滑化し、サービス向上などに活かすことと出ていた。
それで少し前から、仕事の内容をアプリを使って一覧にしたり、仕事が終わるとそこから仕事内容の報告をするような仕組みを進めて来ていた。もちろんそれを利用するには、会社はお金もかかるのだろうと思う。その報告が時間内に実施しないとならないのだが、どうも忘れがち。家を出てから、そうだ報告しないと、となることが半分くらいある。この住宅地は、どうも通信状況が良くなくて、うまくアプリを起動できないことも結構ある。するとすっかり忘れてしまうこともある。時間内に報告しないと減点らしい。
処遇改善加算を取るのは、簡単なことではないそうだ。要件を満たす基準が厳しく、毎月研修を行わないとならず、その報告書も必要で、その他の個々のヘルパーのキャリアアップ研修も必要で、提出書類が複雑で多いらしい。書類を作るのはサービス責任者の肩にかかっているそうで、小さな事業所はてんやわんやなのだ。サービス責任者は残業が増えているみたい。ご自分も定期的に訪問しないとならないそうだし、本当に大変そうなのだ。
キャリアアップ研修は公的機関の研修を受ければ良いらしいが、選ぶのも結構大変。なかなか自分に見合うものを見つけることができないでいる。いくつか見つけて受けないとならないのだけれど...
ネット記事によると、今の団塊の世代が85歳になるころには、事業所は倒産して、訪問介護という制度自体がなくなるかもしれないということも言われているそうだ。
お金持ちは有料老人ホームなどに入れるかもしれないが、お金がなければ孤独死が増えるだろうとも書かれていた。
まあ、元気で何でもできる85歳以上の方も多いのだが、寄る年波には勝てないので、ずっと元気でいることはなかなか難しい。
90代でも身体の痛みなど感じない方もいらっしゃるが少数派だ。どうしたらそうなるのでしょうね。
ともかくも食生活を改善して、適度に運動して、ぼけないようにして行かないとね。昨日家族が訪ねて来たが、とにかく働けるうちはボケ防止のためにも働いた方が良いと思うと伝えておいた。ただ、気を付けていても、身体上何が起こるかは全く分からない。
そうそう、ICT化の一部として、介護関係の情報がスマホに飛び交う。それで山に行くときには、介護の通信をブロックするのだが、今回は小さい山なのでそういうことをしなかったら、沢山メールが入ったため、あっという間に電池が無くなっていた。80%程度は充電する小さな充電器を持っていたから大丈夫だったが、小さい山でも休日は仕事のメールやボランティアのメールはブロックしておかないとね。情報量が馬鹿になりません。
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