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イヌのつく言い回し,まだまだあります。この間に続いてもう少し見ていきましょうか。
「明けの明星」「宵の明星」といえば何でしょうか。
金星のことですね。
韓国語では「明けの明星」は샛별,「宵の明星」は개밥바라기,または태백성〈太白星〉と言います。金星は明け方と夕方にのみ観測できるので,昔は明け方に見えるのが「明けの明星」,夕方に見えるのが「宵の明星」として別々の星と考えられていたのです。
昔生活が苦しかった農民たちは,明け方샛별を見ながら畑に向かい,夕方개밥바라기が明るく輝くころ畑から家路についたのです。それほどまで仕事をしなければ生きていくのが大変な時代があったんですね。そう考えるといまのぼくたちは幸せです。
この개밥바라기って直訳すると「イヌの飯の……」?
これは「ネコマンマ」ならず「イヌマンマ」ですね。
金星は,夕方あたりが暗くなるころ,つまりイヌがお腹が空いたと「ウォォーン」と遠吠えするころに西の空に浮かぶ星と言う意味で개밥바라기という名前が付いたんだといわれています。
含蓄のある言葉ですね。
さて,日本で花咲爺のイヌは「ポチ」と相場が決まってますが,韓国では子犬の愛称は바둑이です。
碁(石)のことを바둑といいますが,ここからきた言葉です。
A: 우리 바둑이는 어제까지 그렇게 건강했는데 오늘 아침 일어나 보니까 갑자기 죽어 있었어.
B: 어머? 안됐다. 슬퍼서 눈물도 나오지 않네요.
A:うちのブチ,昨日まであんなに元気だったのに,今朝起きたら冷たくなってて。
B:お気の毒に。悲しくて涙も出ないわね。
女性同士の会話です。‘어머? 안됐다.’というのは女性言葉です。
男性ならば‘그 건 안됐군요.’とか‘그 건 안됐군.’というように言います。
真っ黒なイヌは검둥이です。「クロ」ですね。
白黒ブチの犬は얼룩개といいます。
ブチの子犬でしたら얼룩 강아지です。
花咲爺さんの童謡ですが,何で名前が「ポチ」なんでしょうか。
「うらのはたけで ぽちがなく……」と歌ってますよね。
この犬の名前を韓国人に説明するのはむずかしいでしょうね。
何しろ,発音に気を付けなければなりませんし,ハングル表記もきちんと포치と激音で書かないと大変なことになりますよ。
보지じゃなくて포치ですね。
「ポチ」というのは,どうやら英語のspottie(点のような,小さい)やフランス語のpetit(小さい,かわいい)などが訛ったものだと言う説が有力なようですね。昔,日本人の誰かが,外国人がそういって犬を呼んでるのを聞いてイヌの名前だと思ったんでしょう。
本来,花咲爺さんに登場する犬の名前は「しろ」ですが,歌になったら「ポチ」になっちゃったんですね。このことからも花咲爺さんの歌が作られたのは,外国人が入り込んできた明治以降でしょう。
犬の名前といえば,幕末から明治の頃,犬のことを「カメ」って言ってた時期があるそうですね。
明治に生まれたおじいさんとかおばさんには「ツル」さんとか「カメ」さんが多いですけど,なんで犬がカメなんでしょうか?
この間テレビのクイズ番組でやっていました。
これもアメリカ人がそういって犬を呼んでるのを聞いて付けたそうです。
ペットの犬を呼ぶ時come here!と呼んだのが始まりだそうですよ。
「カムヒァ」が「カメ」です。
そう聞こえるでしょう?
ところで犬に出会うとやってみたくなるのが「お手!」と「おすわり!」ですね。
韓国語では何と言うんでしょうか?
손!,앉아!です。
さて,개の語源って何でしょうか?
昔,韓国の人の耳には,イヌの鳴き声は강강,캉캉,깡깡と聞こえたそうです。
イヌは강강と鳴く動物ですので가희または가이と呼ばれていたらしいのですが,それが개になったと言われてます。
また子犬を指す강아지と言うことばは가희の子どもという意味です。
아지は「子どもの動物」を指す接尾語です。
馬の子どもは말+아지→망아지,牛の子どもは소+아지→송아지です。
하룻강아지 범 무서운 줄 모른다.ということわざがありますが,この하룻강아지とは何だかわかりますか。
하룻と하루を混同して,生まれて一日しかたたない子犬のことだと思っている人がいますけど,このもともとの語は하름강아지です。
動物の歳を数えるとき,1歳は하름,2歳は두름,3歳は사름,4歳は나름…というように特別な言い方があるのです。
ですから하룻강아지といったら,1つになるかならないかの子犬というわけです。比喩的には「青二才」とか「若造」という意味で使われます。
だいたい,生まれて一日しかならない子犬が,目が開くわけないですから,目の前にいるのがトラかどうかわかりませんよね。
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「明けの明星」「宵の明星」といえば何でしょうか。
金星のことですね。
韓国語では「明けの明星」は샛별,「宵の明星」は개밥바라기,または태백성〈太白星〉と言います。金星は明け方と夕方にのみ観測できるので,昔は明け方に見えるのが「明けの明星」,夕方に見えるのが「宵の明星」として別々の星と考えられていたのです。
昔生活が苦しかった農民たちは,明け方샛별を見ながら畑に向かい,夕方개밥바라기が明るく輝くころ畑から家路についたのです。それほどまで仕事をしなければ生きていくのが大変な時代があったんですね。そう考えるといまのぼくたちは幸せです。
この개밥바라기って直訳すると「イヌの飯の……」?
これは「ネコマンマ」ならず「イヌマンマ」ですね。
金星は,夕方あたりが暗くなるころ,つまりイヌがお腹が空いたと「ウォォーン」と遠吠えするころに西の空に浮かぶ星と言う意味で개밥바라기という名前が付いたんだといわれています。
含蓄のある言葉ですね。
さて,日本で花咲爺のイヌは「ポチ」と相場が決まってますが,韓国では子犬の愛称は바둑이です。
碁(石)のことを바둑といいますが,ここからきた言葉です。
A: 우리 바둑이는 어제까지 그렇게 건강했는데 오늘 아침 일어나 보니까 갑자기 죽어 있었어.
B: 어머? 안됐다. 슬퍼서 눈물도 나오지 않네요.
A:うちのブチ,昨日まであんなに元気だったのに,今朝起きたら冷たくなってて。
B:お気の毒に。悲しくて涙も出ないわね。
女性同士の会話です。‘어머? 안됐다.’というのは女性言葉です。
男性ならば‘그 건 안됐군요.’とか‘그 건 안됐군.’というように言います。
真っ黒なイヌは검둥이です。「クロ」ですね。
白黒ブチの犬は얼룩개といいます。
ブチの子犬でしたら얼룩 강아지です。
花咲爺さんの童謡ですが,何で名前が「ポチ」なんでしょうか。
「うらのはたけで ぽちがなく……」と歌ってますよね。
この犬の名前を韓国人に説明するのはむずかしいでしょうね。
何しろ,発音に気を付けなければなりませんし,ハングル表記もきちんと포치と激音で書かないと大変なことになりますよ。
보지じゃなくて포치ですね。
「ポチ」というのは,どうやら英語のspottie(点のような,小さい)やフランス語のpetit(小さい,かわいい)などが訛ったものだと言う説が有力なようですね。昔,日本人の誰かが,外国人がそういって犬を呼んでるのを聞いてイヌの名前だと思ったんでしょう。
本来,花咲爺さんに登場する犬の名前は「しろ」ですが,歌になったら「ポチ」になっちゃったんですね。このことからも花咲爺さんの歌が作られたのは,外国人が入り込んできた明治以降でしょう。
犬の名前といえば,幕末から明治の頃,犬のことを「カメ」って言ってた時期があるそうですね。
明治に生まれたおじいさんとかおばさんには「ツル」さんとか「カメ」さんが多いですけど,なんで犬がカメなんでしょうか?
この間テレビのクイズ番組でやっていました。
これもアメリカ人がそういって犬を呼んでるのを聞いて付けたそうです。
ペットの犬を呼ぶ時come here!と呼んだのが始まりだそうですよ。
「カムヒァ」が「カメ」です。
そう聞こえるでしょう?
ところで犬に出会うとやってみたくなるのが「お手!」と「おすわり!」ですね。
韓国語では何と言うんでしょうか?
손!,앉아!です。
さて,개の語源って何でしょうか?
昔,韓国の人の耳には,イヌの鳴き声は강강,캉캉,깡깡と聞こえたそうです。
イヌは강강と鳴く動物ですので가희または가이と呼ばれていたらしいのですが,それが개になったと言われてます。
また子犬を指す강아지と言うことばは가희の子どもという意味です。
아지は「子どもの動物」を指す接尾語です。
馬の子どもは말+아지→망아지,牛の子どもは소+아지→송아지です。
하룻강아지 범 무서운 줄 모른다.ということわざがありますが,この하룻강아지とは何だかわかりますか。
하룻と하루を混同して,生まれて一日しかたたない子犬のことだと思っている人がいますけど,このもともとの語は하름강아지です。
動物の歳を数えるとき,1歳は하름,2歳は두름,3歳は사름,4歳は나름…というように特別な言い方があるのです。
ですから하룻강아지といったら,1つになるかならないかの子犬というわけです。比喩的には「青二才」とか「若造」という意味で使われます。
だいたい,生まれて一日しかならない子犬が,目が開くわけないですから,目の前にいるのがトラかどうかわかりませんよね。
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