かずさんの、ふらり日々是好日の記

ふっても てっても  日々是好日  泣いてもわらっても 私の一生の中の きょうが一番いい日だから

892 浄瑠璃寺と当尾(とおの)の石仏

2012-10-22 | 2012立秋~
 青空の広がる土曜日は、予定していた京都府と奈良県の境にある浄瑠璃寺と当尾の石仏、岩船寺を巡って
17千歩のハイキングです。




  
 11月末までは浄瑠璃寺で吉祥天女像が公開されていて、JRと近鉄の奈良駅からの急行バスで25分ぐらいとややアクセスは悪いながらも遠くから訪れる人が比較的多いようですが、紅葉が少し色づき始めるこの時期は、まだまだゆっくり三重塔や池を巡って九体阿弥陀堂の仏様を拝むことができます。





 藤原時代の九体の阿弥陀如来(国宝)や彩色も鮮やかで流麗な鎌倉時代の吉祥天女像(重文)をまじかで拝見できるのは素晴らしく背筋が伸びるような思いがします。

 とろろそばをお寺近くで頂くと、岩船寺までは1時間余りの石仏をいくつか見つけながらの緩い坂道を上ります。
行きかう人も少なく、都会の喧騒を離れて、あちらこちらで柿が一杯なっていたり、コスモスが揺れているコースです。






このコースは、昨年も同じ頃に回ってブログにアップしましたが、その静かさや、たたずまいが大好きになってのリピートでした。



 3時過ぎに奈良に戻ってきましたので、興福寺の国宝館で阿修羅に出会い、折から仮金堂の公開をしていましたので拝観しました。今週末の27日から正倉院展があって、その時期はとても込むでしょうが、その直前でそれぞれ
ゆっくりできましたよ。



そうそう、阿修羅のお顔は正面は写真でもよく拝見しますが、他の2面のお顔の表情はご存じですか?それぞれ違うんですね。


・・・・・・・
 夕食は、近鉄電車で鶴橋に戻り、焼肉と真露の舌鼓ですっかり俗世界に戻りました(笑)。
 





最新の画像もっと見る

コメントを投稿