変な夢を見て何度も目が覚めた気がする。
だがすっきりした朝だ。疲れは残っていない。疲れのない身体に疲れのない感性は宿るのだ。
昨日は父ちゃん母ちゃんの墓参りに行って来た。
墓は桂川にある。実家から母方の実家、山田へ行く途中くらいにある。八木山峠を越えて飯塚の手前くらいのド田舎である。
それぞれの命日に必ず行くのだが、今回はなんとなく命日前に行った。
昼前に出発。
地下鉄で博多駅へ。駅でラーメン名島亭を一杯。薄味だったのでラーメンタレ(元祖にあるやつ)入れたかったが置いてなかった。
化学パワーも足りず。今回の帰郷でこれ一杯だけでは納得がいかない。次の帰郷はライブなどの予定がない限り半年後なので人生ラスト博多ラーメンになるかもしれん。
それはいかん。それぞれ「これが最後かもしれんな」って気持ちで接する事は大事だ。明日あたりしばらくへ行こう。
人と会う時も行きたい場所へ行く時も「これが最後かもしれんな」って気持ちを思い出すようにしている。
ラーメン食って福北ゆたか線に乗り込む。旧篠栗線。
桂川駅までの30分、窓の外を眺めてぼけっとする。
幼い頃父ちゃんが仕事の出張でいない時には母方の実家山田へ行く時はこの電車に乗った。
篠栗あたりに綺麗な川が流れていてそこを通るたび今でも「ここにはヤマメがいるかもしれんな」と思ってしまう。
小学生の時と同じことを考えている。
桂川駅から霊園までは4キロほどあるのだが、いつも歩いて行く。
俺の曲「TIME STOP」はこの行きがけにアイデアが湧いた。
今回も歩きいくつかのアイデアが閃いたが忘れてしまった。今はまだそんなモードではないのだろう。
墓前で俺はいつもあぐらをかき骨が埋まっているであろう芝生に手を当てて心で会話をする。
俺の想像する声以上の声は聞こえない。土がもこもこと動き出さないかとか、父ちゃん母ちゃんの声がどこからか聞こえてこないかなど想像するが俺の心にある声しか聞こえてはこない。
しかし、いつもそうだが今回も虫が俺の手に飛んで来て離れなかった。
過去、父ちゃん母ちゃんが亡くなった際に虫にまつわるお話は書いて来た。
人の魂が虫に宿って会いに来る話だ。
今回は小さな小さなハエが一匹、俺の左手のひらにとまりしばらく離れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f5/fa821bc64a8cbffe5c0d90fcb696952f.jpg)
一匹って事で、これが父ちゃんなのか母ちゃんなのかは分からん。
しかしどちらかが代表で俺の手に触れに来たのだと信じている。
俺は心の中でありがとうと言って、心の中の父ちゃんもしくは母ちゃんがまたきんしゃいと言った気がした。
そして虫は風に乗ってどっか飛んでいった。
霊園からの帰りは何となく走って帰った。
汗まみれで電車に乗り姪浜で降りた。
パチ屋へ入り父ちゃんと並んで良く打ったなあとか懐かしさを感じながら撃沈した。
父ちゃんとパチンコで撃沈した後によく行ったしばらく生の松原店に行きたかった。
行きたかったが今はもう無い。
最後に父ちゃんと行った時、俺はこれが最後かもしれんと思っていたのだろうか。
うまく思い出せない。
さて、父ちゃんのことばかり書いたが明日は母ちゃんの命日だ。
明日なのだが、今日が日曜ってことで今日親戚を集めた会をやる。
2年前の出来事を思い出す。
ものすごく昔のことのように感じる。なぜかは分からん。だが、あれはたった二年前に起こったことなのかとびっくりする。
二年前には母ちゃんは生きていたんだと思うと何とも言えない気持ちになるのである。
................................
今村竜也ライブスケジュール
□03/23(土)
□空間妄籠都市 Vol.1
□下北沢BAR?CCO
□open19:00/start20:00
□前売り2000(+2d)
□出演:今村竜也/中島キオ/itoshigeo
今村竜也の音楽活動詳細はこちら→ http://imamurasyouten.wixsite.com/imamuratatsuya
だがすっきりした朝だ。疲れは残っていない。疲れのない身体に疲れのない感性は宿るのだ。
昨日は父ちゃん母ちゃんの墓参りに行って来た。
墓は桂川にある。実家から母方の実家、山田へ行く途中くらいにある。八木山峠を越えて飯塚の手前くらいのド田舎である。
それぞれの命日に必ず行くのだが、今回はなんとなく命日前に行った。
昼前に出発。
地下鉄で博多駅へ。駅でラーメン名島亭を一杯。薄味だったのでラーメンタレ(元祖にあるやつ)入れたかったが置いてなかった。
化学パワーも足りず。今回の帰郷でこれ一杯だけでは納得がいかない。次の帰郷はライブなどの予定がない限り半年後なので人生ラスト博多ラーメンになるかもしれん。
それはいかん。それぞれ「これが最後かもしれんな」って気持ちで接する事は大事だ。明日あたりしばらくへ行こう。
人と会う時も行きたい場所へ行く時も「これが最後かもしれんな」って気持ちを思い出すようにしている。
ラーメン食って福北ゆたか線に乗り込む。旧篠栗線。
桂川駅までの30分、窓の外を眺めてぼけっとする。
幼い頃父ちゃんが仕事の出張でいない時には母方の実家山田へ行く時はこの電車に乗った。
篠栗あたりに綺麗な川が流れていてそこを通るたび今でも「ここにはヤマメがいるかもしれんな」と思ってしまう。
小学生の時と同じことを考えている。
桂川駅から霊園までは4キロほどあるのだが、いつも歩いて行く。
俺の曲「TIME STOP」はこの行きがけにアイデアが湧いた。
今回も歩きいくつかのアイデアが閃いたが忘れてしまった。今はまだそんなモードではないのだろう。
墓前で俺はいつもあぐらをかき骨が埋まっているであろう芝生に手を当てて心で会話をする。
俺の想像する声以上の声は聞こえない。土がもこもこと動き出さないかとか、父ちゃん母ちゃんの声がどこからか聞こえてこないかなど想像するが俺の心にある声しか聞こえてはこない。
しかし、いつもそうだが今回も虫が俺の手に飛んで来て離れなかった。
過去、父ちゃん母ちゃんが亡くなった際に虫にまつわるお話は書いて来た。
人の魂が虫に宿って会いに来る話だ。
今回は小さな小さなハエが一匹、俺の左手のひらにとまりしばらく離れなかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/f5/fa821bc64a8cbffe5c0d90fcb696952f.jpg)
一匹って事で、これが父ちゃんなのか母ちゃんなのかは分からん。
しかしどちらかが代表で俺の手に触れに来たのだと信じている。
俺は心の中でありがとうと言って、心の中の父ちゃんもしくは母ちゃんがまたきんしゃいと言った気がした。
そして虫は風に乗ってどっか飛んでいった。
霊園からの帰りは何となく走って帰った。
汗まみれで電車に乗り姪浜で降りた。
パチ屋へ入り父ちゃんと並んで良く打ったなあとか懐かしさを感じながら撃沈した。
父ちゃんとパチンコで撃沈した後によく行ったしばらく生の松原店に行きたかった。
行きたかったが今はもう無い。
最後に父ちゃんと行った時、俺はこれが最後かもしれんと思っていたのだろうか。
うまく思い出せない。
さて、父ちゃんのことばかり書いたが明日は母ちゃんの命日だ。
明日なのだが、今日が日曜ってことで今日親戚を集めた会をやる。
2年前の出来事を思い出す。
ものすごく昔のことのように感じる。なぜかは分からん。だが、あれはたった二年前に起こったことなのかとびっくりする。
二年前には母ちゃんは生きていたんだと思うと何とも言えない気持ちになるのである。
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今村竜也ライブスケジュール
□03/23(土)
□空間妄籠都市 Vol.1
□下北沢BAR?CCO
□open19:00/start20:00
□前売り2000(+2d)
□出演:今村竜也/中島キオ/itoshigeo
今村竜也の音楽活動詳細はこちら→ http://imamurasyouten.wixsite.com/imamuratatsuya