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西日本年金者組合の文化活動として、新春の京都南座での前進座公演は、貸切で毎年取り組まれている。
岡山から25人が参加した。
新しく改装された南座が満席となり、「人間万事金世中」に、大いに沸きあがった。
この作品は、イギリスの戯曲が原作の「マネー」。舞台を日本に移した翻案劇第一号で黙阿弥の手腕とか。
いつの世も金に翻弄される人の姿を、可笑しみたっぷりに描いていて、大笑い!現代の風潮を思い浮かべながら、腹の底から笑った。
前進座はすごい!この公演を「散切喜劇」と言うのだと、初めて知った。
朝9時30分に出発、京都に13時前に到着、南禅寺近くの「かがり火」で湯豆腐御膳。残念ながら、昨日からのお腹の不調がまだ続いており、
湯豆腐のみを少し頂いた程度。
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南座に向かう途中、何必館・京都現代美術館で開催されている、「北大路魯山人展」に会い、観光はそっちのけで、入館した。
没後60年魯山人、和の美を問うをテーマに、陶、書、茶、花、食の5つのテーマに分けて展示、系統的に見たのは初めてで、改めて感動した。
会期も1月19日までで、丁度良い巡り合わせに感謝した。
特に、「書は下手形の上手がよい」と書かれており、たくさんの軸や額の書かれている字はとても味のあるたおやかな線に魅了された。
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今日一日、多くの文化にめぐり合い、とても幸せな一日になった。