赤い椿に一枝白い椿とは!
庭を埋めた紅椿
桜も、桃も満開に。春爛漫になった今日、新年度初の「哲学カフェ」にやっと参加できた。
私はやっと参加できたが、A先生は今日はご欠席と。何とも寂しい思いだ。骨折の足が未だ痛むそうで、リハビリも難しいご様子。
90歳を過ぎて居られることもあり、無理をされないことだ。
今日のチューターは、K先生。「民主主義の危機とポピュリズム」
現代世界における民主主義の危機について4つのレベルで考えると、
第一は独裁的指導者の増加 第二は第4次産業革命とも呼ばれる技術革新 第三はコロナ危機 第四はポピュリズムの台頭である。
この四つのレベルは現代社会を象徴する大きな現象であり、まさに、民主主義の危機に繋がっていると。目から鱗のように学んだ。
これを示す資料が、「象のカーブ(エレファントカーブ)」と、エコノミストのブランコ・ミラノヴィッチが2013年に発表した論文だ。
世紀転換期に進んだグローバル化の利益が、世界の人々に均等に分配されてきたわけでないことを示すものとして多くの関心を集めた。
グローバル化が進む過程に於いて世界の所得増加スピードに巨大な格差が存在してきた事を示しているとのこと。
この現象が、民主主義を危機に落としていく動きになることを危惧されている。
この危機について、理論的に囓ったのは初めてであり、心が、震えた。これから先世界はどうなるのだろうか?
私たちは、もっともっと学ぶべき事が多く、もっと真剣に知らなくてはと痛感させられた。次回、この学びについて行けるだろうか?
本当に難しい!!