森林セラピー山口では、山歩きを通して運動習慣を身に着け、より健康増進されることを願い
初心者を対象とした山歩きイベントを続けている。昨年度までは旧徳地町の山に限定して実施
してきたが、山口市からの提案を受け、今年から山口市全域の山を対象とすることにした。
しかしながら9月十種ヶ峰、10月東鳳翩山と荒天で中止となった経緯もあり、今回も天候が気に
なっていた。低温下で参加が27名から17名に減ってしまったが、案内人、スタッフ14名も
加え、総勢31名を3班に分け、全員が無事に歩き終えることができ、ほっと胸をなでおろしている。
セミナーパーク第5駐車場から歩き始め、火ノ山セミナーパークコースより、火ノ山山頂を目指して
歩き始める。歩き始めてすぐに衣服調整の時間を取る。途中のテラスではここから見える山や、
タカちゃん岩の紹介などして小休止する。喘ぎながら歩くと、ほどなく火ノ山山頂に到着する。
小休止の後に陶ヶ岳を目指し、三つのこぶを乗り越える。二つ目のこぶ(仮称:陶二ノ岳)手前
では、コースをあえて外し、軽い岩場歩きと10m程度のシダ藪漕ぎを体験してもらう。
陶ヶ岳山頂で昼休憩し、山頂西部から見える山の解説の後、十六羅漢と寝釈迦の摩崖仏の説明と
見学、山頂直下では観世音菩薩の摩崖仏の説明、オプションとしてロックゲレンデの紹介など
して下山にかかる。火ノ山の登りでは苦戦されたが、その後はスムーズに歩行出来たようだ。
全員が快調にセミナーパーク第5駐車場にたどり着いた。
スケジュール 開会挨拶、準備体操、班分け(9:00~9:15)→火ノ山山頂(10:05~10:15)→
陶ヶ岳(11:10~11:40)→セミナーパーク第5駐車場帰着(12:50)整理体操、アンケート
記入受後班別に解散。※班分け後は解散まで班別行動、コースタイムは1班のもの。
今回自身は全体進行と1班のリーダーを担当、ガイドに徹したので、画像は最小限です。
火ノ山山頂にて1班の集合写真、全員笑顔であふれてます。
バリエーションの岩場歩き。
下山してほっと一息、歩いて来た稜線を確認しながら、セミナーパーク第5駐車場に戻る。
最後も手を抜かずに、疲労予防の整理体操(3班の様子)。
それなりの準備はしてきたつもりですが、至らない点もありました。しかしながら参加者やスタッフの
絶大なる協力により、盛会裏に終えることが出来たことに感謝致します。
こぼれ話:イベント終了後、案内人・スタッフ4名を対象に登山靴メンテナンス講習会(泥汚れ落とし)
を開催する。・・・登山靴はある意味命を守るもの。適切なメンテナンス技術を身に着けて欲しいと
願うところから実施したものです。