家を出るまで「どの山に登るか?」なかなか決まらなかったが(候補は4山)、ある装備の
細部確認もしたくて右田ヶ岳にする。
選んだコースはクライム気分を味わいたく、塚原コースから直登尾根コース、山頂から
勝坂本コースを下り、勝坂尾根コースをクライムし、再び山頂を踏み、三谷山、山城山を
経由して下山、塚原駐車場へと戻った。
塚原コースに入ると北九州市から来られた26名の団体さんがおられ、追い抜かせてもらった。
山頂に11時頃着くと幼稚園児童と先生、父兄、その他団体さんで大賑わい。さすが県下一の
人気を誇る右田ヶ岳だ。また山頂でも北九州市から来られた4人の美女軍団?に遭遇、
ちょっと話をさせてもらったが、経験豊富でつわもの揃い?だった。
塔之岡分岐を過ぎると踏み跡もやや薄くなり、味のある登山道を楽しみながら歩いた。
また、三谷山へも往復したが、前回に比べると踏み跡は明瞭なれどやや荒れ気味だった。
抜開されていた山頂も低灌木が茂るようになっていた。
歩行距離 約10km 所要時間 6時間20分
塚原コースより、右田ヶ岳本峰、あの峰へ直線的に登るのだ。
ヤブツバキと直登コースの登山道。開設当初に比べ、しっかり踏み固められている。
直登尾根コースのミニケルン
山頂はこの直後、大賑わいになった。そそくさと勝坂本コースを下る。
勝坂尾根コースを登り返す。ここでもロープなどに頼らず、時々ルートもあえて外し、
クライム気分を味わう。気持ちええなぅ。勝坂本コースを下っていると、今日5度目の山頂を目指して
おられる方に出会う。「すごいですね」というと「病気みたいなものです」と返ってきた。
こんな方が結構おられるのも右田ヶ岳の特徴になる。健康増進や訓練の一環として良いことは
間違いないが、自身そこまで意思は強くないので、適当にお茶を濁しておくことにする。
塔之岡へと向かう縦走路から、矢筈ヶ岳と後方の大平山など。
塔之岡分岐を過ぎると、味のある登山道となり、ルンルン気分で歩く。
ヤシャブシの新芽と花、極小花の集合体だ。
三谷山三角点近くより、中央最奥部が右田ヶ岳だ。目視では日の丸がはためいているのがわかる。
三谷山山頂より防府市街地、桑の山、天神山、錦山、江泊山など、左に野島もちらりと見える。
ハゼノキの葉痕、ハート型に見えることもあるが、犬の顔のようにも見える。
久しぶりの大岩テラスと矢筈ヶ岳
山城山山頂、10数年前に山火事になったが、幼木が育ってきて、緑が回復した。
ミニわく塚の様相を呈す山城山の岩塊
登山道を彩るアセビと後方は矢筈ヶ岳
帰途、山城山を仰ぎ見る、シンメトリーできれいな岩塊だ。
当初の目的だった装備の細部確認は、納得いく結果になった。
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ついでに八幡岳も脳裏をかすめましたが、
体がもういいと訴えたようなのでやめました。
クライム+10kmは程よい歩きでした。
のんびり歩きなので大したことではありませんよ。