6月7日セラピーロード自然観察「観音の滝と森林美」の下見に参加させてもらう。
下見開始前の打合せ
いざ出発
イチョウ雌株の落下した実を確認してみる。
「ピヨロピ、ホイホイホイ」と泣くサンコウチョウの鳴き声に耳を澄ます。
道中、視認も出来た。オスの長い尾羽根が特徴的。名前は前奏のピヨロピを「月日星(ツキヒホシ)」
と聞いて、三つの光の鳥というところからきているらしい。
ビロードイチゴを頬張って味見をしてみる。ビロードと冠しているのは新枝や新葉にビロード状の
毛が密生しているところからきている。
観音の滝遊歩道入口(一部沢沿いの道や渡渉があるのでそれなりの装備が必要)
ゴム長靴が水の中をじゃぶじゃぶと歩けるので安全かも。
入口の看板
ツルアシドウシ・・・他ヤブタラビコやスイカズラの花など。沢沿いではコチャメルソウの大群落も。
綺麗に手入れされた森林(スギ、ヒノキなど)、林下に光も届き、健全な森林です。
沢沿いの道に入る。渡渉地点では滑り易いところもあるので要注意です。
プロローグ:観音第二の滝
見ていると直登したくなってしまいます(観音第一の滝)。
エピローグ:観音第一の滝に憩う。
滝の近くまで寄ってみる。
真横まで寄ってみる。マイナスイオンたっぷりの涼風が吹きます。
滝の周りをちょっと散歩して楽しみました。
ワイワイガヤガヤと帰途につく。
下見を振り返り、本番の打合せ。自身、渡渉点の浮石を安定させたり、除去したりさせて頂きました。
しばらくは前面に出るつもりはなく、下働き?に徹することに致します。
今回、初めて自然観察の下見&観音の滝遊歩道を歩きましたが、とても新鮮な気持ちになれ、
色々と啓発させて頂きました。同行頂いた案内人の皆様有難うございました。楽しめました!
キズを残して春が過ぎようとしている。暑いので近場の低山はちょっと。ならばと
2年ぶりに沢装備を取り出し、大原湖キャンプ場近くの出合より入渓し、滑渓谷を2時間余り
歩いてみた。
グレードは初級者向けとのことだが、砂防堰堤の乗り越しなど数か所で高巻きが必要であり、
決してあなどれない箇所もあるので、安易に立ち入らない方が良い。
森林セラピー基地の魅力探索や初級者向けの沢遊び場所の下見も兼ねてのことだった。
個人的には面白かったが、初級者を引率するには一部ザイルワークも必要なので、とても
その気にはなれなかった。
沢歩きの魅力は歩きやすいルートを見定めながら、バランス良く歩くこと。時には良く見えない
水中の石の上に足を置いたり、浮石があったりと歩き易くはない。
また、遡行不能と判断した場合は滑り易い苔石の上を突破したり、雑草の強度を確かめながら
つかんで三点確保でクライムしたりと、クライム技術も要求され、気を抜くひまもないほど。
2時間あまり遡行を楽しみながら引き返した。もう1本沢詰しても良かったのだが、
付属的な装備で足りていないと判断し、これで終えることにした。
出合地区の橋横の階段より入渓
証拠写真1
緩やかな流れ
ミヤマカワトンボも楽しそうに飛んでいた。他〇〇タツナミソウの群落もあったが、盛りを過ぎており、
タツナミソウ独特の花模様も薄くなっていたので割愛した。
膝上20cmぐらい水に浸かるつもりで遡行。それ以上になったら体温低下を防ぐため、ズボンを
持ち上げ膝上20cm以上は濡れないようにしたが、それでも一部シャワークライミングでの突破を
余儀なくされた。
証拠写真2・・・中の島で憩う。
沈下橋は下を潜り抜ける。
せせらぎのど真ん中で
より安全に歩くため既存装備に付け加えた方がいいものが1点あった。早速調達することにしよう。
元々すねにたくさんキズがあったが、今回岩角でこすりむいたのか、さらにすねにキズがついた。
今までの沢歩きでは気にならなかったが、歩行バランスなど感覚が低下したのかも知れない。
夕刻にペングローブに電話し、在庫の確認をしてもらうとOKということなので、足首から膝未満?
を保護するネオプレン性の沢登り用スパッツを購入した。それでなくても、すねのキズは多すぎるので
これ以上キズをつけると身も持たなくなりそうなので着用を励行するようにしよう。
加齢とともに歩行バランスなどは確実に低下している。それを補うための保護具は必須といえる。
また、セルフビレイのため、ザイルなど常時携行が必要だ。
ま、今日は感覚を少し取り戻すことが目的の一つだったので、これぐらいで良しとしよう。