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盆休みも終わり、当たり前の日常に戻った今日この頃、皆様はいかがお過ごしでしょうか?私は環境の変化に対応しきれずちょっと戸惑っております。無職生活が長かったからなぁ…
本日は『ジャジャ・ザトゥーナ』VCD購入時に同時に注文した、フィリピンの若手俳優が『X-MEN』ばりのSci-Fiアクションに挑戦した『SUPER NOYPI』(06)を紹介したい。いや、特に深い意味はないんだけど。
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2075年のマニラでは独裁者ディエゴによる恐怖政治により正義のレジスタンスと政府軍との闘争が続いていた。レジスタンスの若き女戦士・リアは父親の製作したタイムマシンでディエゴがスーパーパワーに目覚め、フィリピンを悪の手から守っていたスーパーヒーロー集団が壊滅する時代のポイントとなる2006年に歴史を修正する為旅立つ。
リアがたどり着いたのはスーパーヒーロー集団を親に持つ青年ロレンツォの家。親たちがヒーローであることを知らない彼はごく平凡に生きていたが、リアが出現したことにより運命が急展開する。この時代のディエゴの放った部下たちが、亡き者とせんがために弟や恋人、そして友人たちを襲撃したのだ。リアは彼らを必死で守ろうとするが個人の力には限界がある。そして最大のピンチを迎えたとき、眠っていた彼らのスーパーパワーが突然開花し、何とかその場を切り抜けることができたのだった。
リアからすべての事を聞かされたロレンツォたち一行は果たしてディエゴを倒し、彼のアジトに囚われの身となっている両親たちを救うことができるのであろうか…?
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どう?なかなか良さげな感じでしょ?ワイヤーやVFXをバンバンに使ったアクションシーンなんかはここ数年のハリウッド映画と遜色ないし、ストーリー自体もそう破綻してないので英語吹替で公開されたらモロハリウッド超大作!な雰囲気だ。それだけ世界の映画界はグローバルスタンダート化されてきたということか。
しかし、これだけ膨大な予算を掛けて鳴り物入りで公開されたにも拘らず、興行成績は芳しくなかったようである。やっぱりそうでしょう。アメリカンナイズされた自国の映画なんて何だか違和感あるもんね。どこかかしら郷土色がないと安心出来ないんじゃないかと思いますよ。
それにこれが最大の敗因じゃないかと個人的には思ってるんだけど、予告編が5分以上あって劇中のオイシイ場面は全部見せちゃってるんですよ、これが。フィルムマーケット用ならいざ知らず、これをフィリピンの劇場で流しちゃったら本編観る気失せますよ。
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