熱中症や夏風邪が流行っているそうですが、みなさん如何お過ごしでしょうか?(←私らしくないなぁ、この挨拶)
この度8/11にタイで発売(予定)になるトニー・ジャー主演・監督作『Ong-Bak3』のVCDを毎度お世話になっているニューロードさんの所で予約したんですが、トニーが出家して映画界から身を引いた現在、肉体をフルに稼動させて作り上げた最後の(?)超絶アクションを見るのが今から楽しみです!!
「予約したよ~」と同じ趣味の知り合いにメールを送った所、「これ見たら、今年の行事はほぼ終了」との返事をいただきました。そうだよなぁ、アジア映画ファンからすれば今年一番の話題作だったもんな、これを観ちゃったら…ねぇ?
だが、タイ映画にはもう一つ個人的注目作が残っていたのだ。それが10月公開予定の『Insee Dang(Red Eagle)』である。タイの大衆小説から生まれたこの義賊ヒーローは何度も映画化され、伝説的映画スター、ミット・チャイバンチャーの当たり役でもあったこの作品が彼の40周忌にあたる今年、いよいよ復活するのだ。
「何故に40周忌に公開?」と思う方もいらっしゃるだろうが、実は彼の最後の作品であり遺作がこの『インスィー・ディン』シリーズの一つで自身の監督作『Insee Tong(Golden Eagle)』で、それもこの映画の撮影中に不慮の事故で亡くなってしまったという悲劇性と相まってタイ人にとってはインスィー・ディン=ミット・チャイバンチャーという意識は強いのである。
この作品を監督するのは『怪盗ブラックタイガー』や『シチズン・ドッグ』で独特の色彩感覚と映像美でタイを代表する監督の一人であるウィシット・サーサナティアン。2007年頃にこのリメイク版『Insee Dang』を製作するという発表があって早3年。自然消滅したかと思っていた時もあったが、こうして予告編で観れる日がこようとは…世界配給を狙ったかのようなスタイリッシュ&ダークな雰囲気にすげー期待なんですケド!!ソフトが出るとしたら来年早々か…絶対買おうっと。
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