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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦?

2024-01-29 12:06:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する08 ぼろを着てても心は錦? 19329
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 

8 ぼろを着てても心は錦? 

 老師小話に「被褐懐玉(ひかつかいぎょく)」という四字熟語があります。「被」は、「着る」とか「まとう」という意味です。「褐」は「みすぼらしく粗末な衣服」のことです。「懐」は「ふところ」、「玉」は「宝石など高貴な石」という意味です。

 すなわち「着ているものはみすぼらしくても、懐には玉(宝石)を抱いている」、ということから、うわべは粗末なものを着ていても、内面は熱く優れた人徳を持っている人間でありたいという意味で使われます。


 星野鉄郎作詞の「いっぽんどっこの唄」を水前寺清子が「ぼろは看ててもこころの錦」とうたっているのも被褐懐玉からきているのでしょう。

 作曲した安藤実親の曲もまた素晴らしいですね。日本人の心に、何か響くところがあります。

 ところが、かっこいいなと思っていたら、この歌の二番は、持てない男の恋の歌であることが解ります。

 表面を見ただけでは、その中身や価値はわからないものです。


 私は、アメリカで学んだり、仕事をしたりした経験があります。

 ある日、ホテルのレストランでお客様と昼食をとりました。何日か滞在していましたので、レストランの人が私を覚えてくれていて、私のことを名前で呼んでくれるまでになりました。

 夜、疲れましたので、外に食事に行くのが億劫で、ホテルのレストランに行きました。リラックスした格好で行ったのと、レストランの担当が日中と夜とでは異なっていたため、私が、そのホテルに何日も滞在している客だということを知らない人であったことから、アメリカ人のいない、入口近くのテーブルに案内されました。

 応対も粗雑なだけではなく、メニューを持ってくるまで数十分、諸事をオーダーしてから延々と待たされました。当時は、1ドルが360円の固定相場制の時代で、日本人は「カラード(有色人種」という冷たい目で見られることが多かったのです。

 日中は、背広と着て、ネクタイを締めていましたので、それなりの対応でしたが、ディナータイムは、ドレスアップをしていなかったためにこのようなことなってしまったと反省しました。


 どこの国でも「ファーストインプレッション(第一印象)」は大事です。アメリカのビジネスパーソンの間では「There is no second impression.(第一印象第一)」という表現がありますので、「できそうな人」という外見も重要なのです。

 私の知っているある経営コンサルタントは、男性ですが、講師として登壇する前には、必ず手洗いに行き、ネクタイの締め直しと整髪とを行い、後ろ姿も鏡で確認するようにしているそうです。担当者がいれば、担当者にもチェックをお願いするほど、細やかなチェックを行っています。

 また、その人は、歩く姿勢に注意を払っているそうです。登壇前に、両腕を体側に下げ、肘から下を前方水平にあげ、目をつむり、深呼吸をします。なぜかと聞きましたら、姿勢を正すことと、心を落ち着けるためなのだと笑って話しくれました。

 背筋を伸ばし、首が前に出ないように胸を張って、笑顔で登壇する、その人の姿は「できる人」というオーラに溢れています。

 ちょっとした心づかいで、印象が大きく異なるのですね。

 着ているものはボロでも心の中は錦を着ているように気高くありなさいという、この教えは大切ですが、高価なものではないまでも、清潔な容姿と姿勢は重要ですね。

  (ドアノブ)

 

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月28日 江戸時代のデートはどの様に行われていたのでしょうか 8

2024-01-29 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 


  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月28日 江戸時代のデートはどの様に行われていたのでしょうか 8


 


 明けましておめでとうございます。


 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。


 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。


 


 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。


 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。


 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。



 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。


【 注 】


 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。


■【小説風 傘寿の日記】


 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。


 


 某社員研修企業の依頼で、社会人向けのクリティカル・シンキングをテーマにしたe-Learning教材制作に連日追われています。
 基本的には、パワーポイントを利用するのですが、一般的な研修等と異なり、制作上の制約がいろいろとあります。


 平素は、士業・コンサルタントや一歩上の論理思考力を求める人を対象にお話することが多いです。
 今回は、対象受講者が一般社会人ということもあり、ニーズやレベルを、それにあわせるためにコンテンツは全面的に作り直さなければなりません。
 ロジカル・シンキングを商品にしている先生は、探せば見つかるのですが、実務的なクリティカル・シンキングとなると先生が見つからないようです。
 クリティカル・シンキングの本を書いている人は、大学の先生など、アカデミックすぎて社員研修には向かないのだそうです。


 そのような状況からか、ロジカル・シンキングを始め論理思考関連では出版や講師等に忙しくやってくることができました。


 中国語や韓国語版の書籍も出版されるまでに至り、関係者に感謝しています。


 


 かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々気分転換に、江戸に関する書籍を手に取ります。
 とりわけ故杉浦日向子女史の本は、江戸風物詩を手に取るように語ってくれます。


 


◆ 江戸時代のデート 8


 


 江戸時代の男性は、女性を口説くときに「食事でもしませんか?」などと言ったのでしょうか?


 江戸の男性は「初物」が好きで、女性を口説くときにもこれを利用したようです。


 その中でも、よく知られるのが「初鰹」です。


 


 女性を口説くときには、初鰹を使ったそうです。


 ただし、4月8日以降に鰹を食べさせるのは「野暮」なので、それ以前に、自分で釣った鰹をもてなして、女性を口説くのです。


 


 しかし、旧暦の4月8日ですから、なんとか鰹を釣ることが不可能だったようです。


 それだけに自分で釣った鰹の価値は高く、女性を口説くには最大の武器と言えます。


 


 江戸っ子の男は、それだけで終わりません。簪(かんざし)や紅をプレゼントするのです。


 


 しかし、現実には、鰹はボテ売りから買ったようで、2~4両もしたと言うから、恋もお金がかかりますね。



■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック


 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。


 


■【今日は何の日】


  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。


  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。


  ■【今日は何の日】 1月29日 タウン情報の日 昭和基地開設記念日 人口調査記念日


 


■【経営コンサルタントの独り言】


 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。


 


 成田山新勝寺と安全祈願 128

 新年1月28日を「初不動」といいます。
「不動」とは、「不動明王」のことで、観音様と並んで私達に親しみのある仏様です。
 憤怒の相をした、怖い顔の不動明王は、仏像だけではなく曼茶羅にもしばしば作られます。
 京都青蓮院門跡の青不動図は有名です。

 この日には交通安全・家内安全・商売繁昌を願って多くの人々が参詣します。
 首都圏では、成田山新勝寺が代表的で、初参りの五指に入ります。
 成田山新勝寺は成田空港近くにある真言宗智山派の寺であり、同派の大本山のひとつです。
 ご本尊は、いうまでもなく不動明王です。
 首都圏の自動車には、新勝寺のお札を付けている人が多いです。


 


 成田山新勝寺で【カシャリ!ひとり旅】


  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/5ebb5fa352d95134462a57e92b9c0ff4


 


■【老いぼれコンサルタントのブログ】


 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。




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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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