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■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する09 気乗りしない誘いを上手に断る

2024-01-08 09:06:00 | 【心 de 経営】 心づかいで人間関係改善
■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する09 気乗りしない誘いを上手に断る
 
 日本経営士協会は、ご存知の方も多いと思いますが、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 
 会員は、それぞれ異なった専門分野を持っていますので、経営士同士が競合するというよりは、専門外の分野で補完し合っています。これを「共業・共用・共育」といっています。
 
 コンサルティングという実務を通じて、いろいろな体験をしています。その体験を通して、みなさまに情報をお届けしています。
 
■■【心で経営】 心づかいが人間関係を改善する
 

 人は誰しも、諍いや争いなどのトラブルを嫌うのではないでしょうか。

 そのトラブルの多くは、ちょっとした言動が原因であったり、それが契機となって人間関係がこじれたりしているようです。

 かねてより、【心 de 経営】ということを基本に、永年コンサルティングをして参りました。「de」は、フランス語の前置詞で、英語にしますと「of」に近い意味合いであり用法であると認識しています。

「de」を、英語の「of」の意味で用いますと「心 of 経営」、すなわち「経営”の”心」となります。「de」を、そのまま、日本語の「で」に置き換えますと「心で経営」となります。

 ここでは、後者の「心で経営」に重点をおいて、経営に限らず、人間関係における「心づかいのあり方」を、平素の体験から感じるがままにを徒然に記述してまいります。それにしても、他人に優しくするには、自分に厳しくなければならないことを痛感しています。

 期せずして日本経営士協会理事長の藤原久子先生も、心を大切にすることを常々口にされています。理事長とお話している中で出てきたことを中心にまとめています。ある意味では、藤原理事長との合作といえるブログです。

 物事や人の心には多面性があります。お届けするブログが正論であるか否かは、皆様のご判断にお任せしますが、参考にして下さいますと幸いです。

 
 
■09 気乗りしない誘いを上手に断る
 
 多くの人が、「他の人から悪く思われたくない」「他の人と、うまくつきあいたい」という思いを持っていると思います。

 お恥ずかしながら、私も「ノー」といえない人間の一人でした。

「ノー」と言ったことにより、人間関係がこじれることことが多く、その面での失敗も何度も犯してきました。

 断りについては、全く自信のない私です。

 

 ある「気遣い」に関する本によりますと、気が進まない誘いを断るには、「ノー」と即答しないで、かつ相手が、拒絶感を持たないようにすることが肝要と書かれていました。

 また、たとえ断るにしても、「誘ってくれてありがとう」という言葉を、まず発するべきであるとも書かれています。

 その対応策事例のひとつとして、誘いに対する感謝の言葉を発しながら、スケジュール帳を拡げて、スケジュール確認をする動作をするのだそうです。そして、「ごめんなさい。その日は、別のスケジュールが入ってしまっていますので・・・」と、やんわりと断るのが良いらしいです。

 私は、早速、その手を使ってみたのですが、それにより先方の誘いに対する拒否の意向を示したのです。

 多くの人が、それにより、こちらの意図を察してくれるのですが、ある人は、「それでは、○○日はどうですか」と切り返してきました。

 実は、その日は、スケジュール変更ができない、以前からのアポイントが入っていましたので、その旨を伝えますと、「いつなら大ジョブですか?」と言われてしまい、結局、不本意ながら、行かざるを得なくなってしまいました。<笑い>

 

 そのことがあってから、戦術を変更しました。

「誘ってくれてありがとう。私も、へたの横好きで、その方面にもかつては足を運んだこともあります。でも、終活期に入り、少しずつ、趣味範囲を狭めてきていますので、せっかくのお誘いですが、遠慮させてください」とはっきりと言うようにしています。

 相手も、こちらの終活という立場を理解してくれ、それ以上深入りをしてこなくなりました。

 

  (ドアノブ)

 


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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月7日 そばと技術革新 11

2024-01-08 08:26:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 1月7日 そばと技術革新 11

 

 明けましておめでとうございます。

 昨夏より開始しました「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」ですが、お陰様で概ね好評です。

 それに甘んずることなく、このシリーズを、今年も継続して参ります。

 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 スマホが突然不具合を発した問題をまだ解決できずにいて、通信業者のサービスセンターに電話で問い合わせました。

 症状を説明すると、「○○画面を開いてください」から始まり、ステップを踏んで、数分で解決!

 さすが、プロですね。

 しかし、考えてみますと、ネットで調べた情報にヒントがあり、私自身が、そのヒントを見たときに、「こんなことは今回は当てはまらない」と思い込んだのがいけなかったのです。

 思い込み、決めつけはいけませんね。 反省・・・

 ただ、気になるのは、そのような特殊なトラブルになぜ陥ってしまったのか、思い当たりません。

 原因がわからないというのは、気持ちが悪いですね。

 

 気分転換に、かねてから興味を持っていた江戸庶民の生活、江戸から学ぶことが多く、時々、江戸に関する書籍を手に取ります。

 

◆そばと技術革新 11

 江戸のそばの歴史を見ますと、今日のようなそばになるまでは長い道のりを経てきたようです。

 その過程で、最も貢献したのが小麦粉で、画期的な技術革新と言えます。

 つなぎがないとブツブツと切れてしまい、麺状にはなかなかなりにくいのです。

「十割そば」というのが今日ありますが、小麦粉の代わりに卵をつなぎに使うという話を聞いたことがあります。

 因みに、麺状のそばは「そば切り」と言って、当時主流のそばがきとは区別していました。

 時代劇で「そばを食べた」と言った場合は、そばの入った雑炊かそばがきのことで、そうでないと時代考証に引っかかります。

 やがて、もりやざるという形で食べるようになります。

 当時から、「もり」と「ざる」の区別はあったようですが、今日とはちょっと違っていたようです。

 「もり」というのは、皿に盛った冷たいそばのことです。

 せいろに盛ったそばは「せいろ」と言われ、ざるに盛ったのが「ざる」でした。

 今日のように、海苔がかかっているのは「海苔かけ」と言って区別していました。

 海苔は「江戸前」です。浅草寺門前仲見世で売られていたことから「浅草海苔」とも言われています。

 江戸の前にある海でとれる海苔なので「江戸前」を言われました。

 因みに江戸前とは大森当たりまでを言ったようで、江戸土産として浅草海苔が定着したのは江戸時代も後期になってからです。

 そばの話しに戻りますが、温かい汁そばは、「かけ」と言われましたし、冷たいままやぬるい状態のそばを「ぶっかけ」と言いました。

 分量は、やや少なめで、ゆであがり状態で70~80gといいますから、セット物のランチについてくる小鉢よりも少ない量だったのです。

 だからといって何杯も食べるのは江戸っ子の風上に置けない野暮な行為なのです。「腹が減ったから、そばでも満腹になるまで喰ってみようか」などということは江戸っ子は言わなかったのです。

 そば屋というのは、パブでちびちびとやりながら時間を過ごすような場所です。

 ちょっと時間があるから「そばでも食おうか」という雰囲気だったのです。

  杉浦日向子の江戸塾バックナンバー  ←クリック

 

■ 「杉浦日向子の江戸塾」バックナンバー ←クリック

 杉浦日向子女史の江戸塾は、江戸時代のエコ生活から飽食時代を迎えている我々に大きな示唆を与えてくれます。

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  ■【今日は何の日】 1月8日 鳥越神社のどんど焼き 外国郵便の日 初薬師

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

 意外と知らない「五節句」とは 107

 

 1月7日は、人日(じんじつ)ですね。

 七草粥をお食べになった方も多いでしょう。

 スーパーの店頭に、七草粥セットが置いてありました。

 昔はどの家庭でも風習に従って食べていた七草粥も、昨今では少なくなっているのではないでしょうか。

 でも、なぜ、七草粥を食べるのでしょうか?

 なぜ、人日と言うのでしょうか?

 それが、なぜ五節句なのでしょうか?

 五節句とは、下記を言います。

 

 1月7日 人日(じんじつ)七草

 3月3日 上巳(じょうし/じょうみ)桃の節句、雛祭り

  5月5日 端午(たんご)菖蒲の節句

 7月7日 七夕(しちせき/たなばた)たなばた、星祭り

  9月9日 重陽(ちょうよう)菊の節句

 

 「節句」の日には、日本の宮廷において「節会(せちえ)」と呼ばれる宴会が開かます。五節句は、公式行事として江戸時代に定められました。

 因みに、新暦では3月3日、5月5日、7月7日は同じ曜日となるということをご存知ですか?

 

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

>> もっと見る

 

■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db
 

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