■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月10日 ◇「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-01 時代は経営のプロを求めている ◇書院造系庭園を知る ◇菜根譚
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
1月10日
某公益社団法人のe-Learning教材のクリティカル・シンキングをテーマにした収録がありました。
以前のように、画面をグラフィックソフトで作って、編集し、音入れをするというステップに比べますと各段と制作が楽になりました。
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また、夜は、コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。
下記のようなテーマでお話しました。
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◆第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編編】 コンサルタントを知る 1章 外部ブレインを使いこなせなくて経営者・管理職といえるか
半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
このような視点で、第4部をお届けします。
1章は、コンサルタントとは何をしてくれる職業なのかという視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思います。
裏を返しますと、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。
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■ 第4部1章 1 時代は経営のプロを求めている
経済のグローバル化が進行するにつれ、その波に乗れる企業がある一方で、ダメージを大きく受けている企業もあります。
IT(ITC)とかネットワークなどの技術変化はあまりにも激しく、企業トップの潜在的な経営感覚は旧態依然としていて、経営環境の変化について行けていないことが多いようです。
このような時代に生き残り、勝ち進むには、まず、トップが変身しなければ企業はよくなりません。
しかし、「俺以外にうちの会社を任せることができる人材がいない」と思いこみ、自分で自分の首を切る勇気のあるトップは皆無といってもよいでしょう。それ故に日本の企業はよくならないと言う人すらいます。
幸い、ほとんどのケースにおいてトップの首を切らなくても、この悪循環を断ち切る方法があります。
社内で問題を解決できなければ外部ブレインを使うことです。とりわけ経営コンサルタントの力を借りることで、効果的に変革できるのです。
「中小企業が経営コンサルタントを使うなんて?」という発想を脱し、トップが「現状打破をし、健全な経営ができるようにしたい」という意識を持つきっかけがあれば、企業淘汰の坂道を転がり落ちなくて済みます。
ある会合の席上で「コンサルタント料金というのは高いと聞いているけれど、何をしてくれるの?」と言われ、がっくりと来たことがあります。
世の中には、「コンサルタント」と呼ばれる人はたくさんいます。投資コンサルタント、財産管理コンサルタント、不動産コンサルタント、建設コンサルタント、健康コンサルタントなどなど挙げればきりがないほどです。
ここでは、1970年代から経営コンサルタント歴を背景に、企業経営に関するコンサルタントをいかに活用するかに焦点を当てて、独断と偏見でご紹介します。
<次号に続く>
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■【あたりまえ経営のすすめ】 バックナンバー
あたり前の重要性を知る ←クリック
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営の心>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<組織編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営者編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<管理職編>
- 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<ビジネスパーソン>
■【今日のおすすめ】
【日本庭園を知って楽しむ】4-31 日本庭園の分類1 自然風景式庭園 - 書院造系庭園を知る
庭園めぐりを趣味にしてから数年が経過しています。
しかし、庭園に関する知識が乏しいと、せっかく訪れても楽しみが半減されているのではないかと考え、一念発起して、日本庭園に関して学び始めました。
庭園の三大分類のひとつ「自然風景式庭園」の中の一つ「書院造系庭園」について触れてみました。
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
■【今日は何の日】 1月11日 鏡開き 蔵開き 正月の恒例行事
■【きょうの人】 0111 ■ 太公望(呂尚) 「釣り人」の代名詞 ■ 安倍 晴明 平安時代の陰陽師
■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業
私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。
【最新号】
【連載小説】竹根好助の経営コンサルタント起業6章 苦悩 11 充実した日々
【これまでお話】 バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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■ 「菜根譚」を愛読書にする女性コンサルタント 110
菜根譚があまり話題に乗らない時期から、日本経営士協会理事長・会長を歴任してこられた藤原久子先生は、菜根譚についてイロイロと語っていました。
藤原先生のお言葉の一部を紹介します。
『采根譚』の著者は洪自誠といわれ、日本に江戸時代中期に伝えられ、以来知識人の隠れた教養書として、明治以降も多くの人々に愛読されてきました。『采根譚』の書名は宋代の学者(思想家)汪信民の「人よく菜根を咬みえば、則ち百事なすべし」によると言われています。「菜根」すなわち、野菜の根は硬く筋が多いが、これをよく咬みうる者のみが、物の真の味を味わうことが出来る、ということを意味しています。
また「菜根」は貧しい生活、暮らしをいうことから、貧苦に十分耐え得るもののみが人生百般の事業を達成できることも意味しています。『采根譚』が日本に紹介されたのは江戸時代中期、加賀前田藩の儒者、林瑜(はやしゆ)が紹介したのが初めとされています。いらいおびただしい数の復刻本が出版され、中国よりも、日本で広く愛読されてきました。実業・ビジネスの世界で活躍されている多くの人々に、心の指南書として親しまれてきました。時が移り人が変わっても、変わる事のない哲理を今に活かそうとしているからだと思っています。
ブログで菜根譚前集の「未だ就らざるの功を図る」についての藤原先生の文章を紹介しています。
http://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/91643ee0aca253d53526e11d72244ede
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月9日 ◇カシャリひとり旅 北海道札幌市 大通公園を映像で視る ◇経営四字熟語
- ■【きょうの人】 0110 ■ 臨済 臨済宗の開祖 ■ 福沢諭吉生誕 ■ 島村抱月 新劇運動の先駆者 ■ 尾崎 紅葉 明治の文豪 泉鏡花ら後進を育成
- ■【心 de 経営】『書話力』を高める 7111 テーマの選び方・話し方は目的に応じて変わる
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月8日 ◇考え続ける人 ◇気乗りしない誘いを上手に断る
- ■【きょうの人】 0109 ■ 浄土真宗本派 親鸞聖人 浄土宗の開祖
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月7日 ◇五節句とは ◇江戸塾 そばと技術革新 ◇書話力 印象に残る話し方
- ■【きょうの人】 0108 ■ 徳川綱吉 悪名高い犬公方は本当か? ■ 明恵 日本茶の普及 ■ 上杉景勝 上杉謙信の功績を継ぐ
- ■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 経営者候補者に一生の友となりえる出会いの場「中小企業大学校東京校」 3816-5107
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月6日 ◇スマホのトラブル ◇ウォーキングと並行した動作で副次効果を狙う 6 前後屈伸で柔軟体操 ◇有名なコンサルタント、必ずしも有能とは限らない
- ■【きょうの人】 0107 ■ 足利義政 銀閣寺を建立 ■ 前島 密 一円切手の肖像 郵便制度の父 ■ 宗峰妙超 生誕 (大燈国師)
- 【あたりまえ経営のすすめ】経営戦略編 経営理念の構築・再構築 36 自社の経営理念はこれで良いのかの検証 2
- ■【小説風老いぼれコンサルタントの日記】 1月5日 ◇エネルギーは採掘から製造へ ◇棋士
- ■【きょうの人】 0106 ■ 仮名垣 魯文 戯作者「西洋道中膝栗毛」 ■ 藤堂高虎 多数の主君に仕えた武将 ■ 武田豊 新日鉄の発展に寄与
- ■杉浦日向子の江戸塾 12 江戸情緒に学ぶ 江戸流儀による寿司の“喰い方”