■【きょうの人】 0308 俊じょう(月輪大師)
本日、ゆかりの人をご紹介します。
そこに歴史や思想、人物、生き方などを感じ取っていただけると幸いです。
■ 俊じょう(月輪大師)
しゅんじょう/がちりんだいし
仁安元年8月10日(1166年9月6日)- 嘉禄3年閏3月8日(1227年4月25日)
字は「我禅」、号は「不可棄」、勅号は「大興正法国師」です。一般には、「月輪大師(がちりんだいし)」と呼ばれることが多いです。
鎌倉時代前期の僧で、肥後国飽田郡の出身ということはわかっていますが、出自については不詳です。
土御門帝正治元年、中国・宋で12年間修行をしました。そこでは、四分の律並に天台、密禅の諸宗を学びました。
帰国後泉涌寺に入り、真言宗泉涌寺派の宗祖となりました。
貴賤を問わず、民と接したことから、その得をしたい、帰依する人が多かったと言われています。
◆ バックナンバー
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/b57a13cf0fc1c961c4f6eb02c2b84c9f