「2012 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」(滋賀・タラオCC)は4日間目を迎え、
首位発進をした有村智恵が2バーディー、2ボギーの72で回り、通算13アンダーで逃げ
切り、メジャー初優勝、賞金2520万円を手にしました。
まずはオメデトウの一言を言いたい。
今年も女子ゴルフ界は、韓国勢の勢いは止まらず、現在までの国内ツアー25戦のうち韓国
勢の優勝はなんと12大会に現在は達し、中国勢では(フォン・シャンシャン)2大会と、
自国選手を応援するファンにとってやきもきした消化不良のじれったさを感じていました。
そのような時の有村の逃げ切りメジャー初Vには、ホッとしたことでしょう。
それにしてもラスト5Hで連続バーディーをとり、追い上げて2位に入った朴仁妃(インビー
・パーク)の底力は驚きとしか言えません。
先週はCNカナディアンオープンで2位に入ったと思ったら、今週は日本に・・。
現在全米女子でも賞金王レースでトップにいる選手ですから、一打差ながら有村はよくぞ
逃げ切ったと言えます。
これで3年シードも手に入れ、 今年10月の米ツアー予選会へ心おきなく挑戦することが
できるでしょう。
それにしても、昨今の韓国勢の日米での活躍は驚きとともに脅威ですね。
かってはLPGAでは、韓国選手があまりにも台頭したために、ツアー参加の人数制限を持ち
出したことがありました。
これについては、人種差別になるとのことで見送られた経緯がありますが、日本でもアメリカ
でも勝てば韓国というのであれば、いずれは国別参加数の制限がなされるかも。
ちなみに今年の日本ツアーの外国勢賞金獲得では
1.ジョン・ミジョン 100.058.332(円)
2.アン・ソンジュ 90.679.500
6.李知姫 51,909,583
9.イ・ボミ 44,973,166
11.フォン・シャンシャン(中) 40,475,333
12.カン・スーヨン 35,143,808
15.朴仁妃 29,615,216
20.リ・エスド 24,229,966
22.シン・ヒョンジュ 21,442,000
26.キム・ソヒ 18.839.475
28.カン・ヨウジン 18.707.625
32.ヤング・キム 18.048.700
33.申智愛 17.780.000
36.イ・ナリ 17.041.764
38.テレサ・ルー(台) 16.253.945
39.宋ボベ 15.626.571
40.金ナリ 14.750.987
(2012・09.09現在でのBEST40に入っている海外選手)
この他BEST100まで数えたらキリがないのでカットしますけど、日本人選手が弱いからと
いえばそれまでのことですが、これでは日本の若手選手の生活が成り立たないような気が
します。
韓国にとって日本ゴルフ界(男子も含め)は格好の草刈り場に化している現状を私を含め
苦々しく思っている方は多いと思います。
すべての選手が「お金儲けのために」とは思いませんが、何らかの規制を取らないとLPGA
の二の舞となってしまうでしょう。
五輪のサッカー選手による竹島問題や高校野球代表に対しての韓国チームのバット発言など
など、儒教精神が壊れはじめた謙虚なき韓国はどこへ行こうとしているのでしょうか。