実は、過去に出場したW杯のなかでも応援に最も力が入らない大会でした。
大会はまだまだ続きますが、日本代表が決勝Lに進めると思っていたファンは
きっと少なかったのではないでしょうか。
それにしてもGLは敗退すれども、まさかドイツ大会と同じ轍を踏むとは、私も
予想外の展開だった言えるでしょう。
最終戦が日本1-4コロンビアのスコアは、ドイツ大会での日本1-4ブラジルと
まったく同じでした。
ドイツ大会終了後に中田英寿は引退を決意しましたが、今大会後にはサッカーは
続けても代表からの引退選手は多数出てくるでしょう。
それで良いと思います。
4年後には今のDFで残っている選手はいないでしょうし、長谷部、遠藤も次は無理
であれば、次のオリンピック世代を代表に昇格させて思い切った若返りを図るしか
日本サッカーの生き残りの道は見えて来ないのでは?
まだまだ大会は続きますが、スター選手を擁するイングランド、スペイン、ポルトガル
イタリアのサッカー王国は首を並べて討ち死にというのも珍しい大会模様ですね。
いずれも若返りが出来ずに早々の敗退となりましたが、果たしてこのあと欧州勢の
どこがベスト8まで残れるのかが見物かもしれません。
優勝は南米チームから出るでしょうが、開催国のブラジルはネイマールが絶好調
なので、よほどのアクシデントがない限りは決まりかと思います。
対抗馬にはメッシ擁するアルゼンチンと言いたいところですが、私の予想では
ドイツが勝ち上がるような気がします。
まぁ、今大会の日本代表は柱となる香川、本田、長友のヨーロッパ勢が全く機能
しなかったのが敗因の一つでしょうが、とくに香川の出来の悪さには失望をしました。
多分彼は、マンUから出ることになるでしょうが、プレミアから離れて活躍の場を
与えられるであろうドイツリーグに戻ったほうが良いような気がします。
それにしてもはるばる地球の裏側まで出かけて応援をしたサポーターの皆様には
心から『ご苦労様でした』の言葉を贈りたいと思います。