日本ハム 今季初連勝!投打で若手奮起 栗山監督早めが的中
4月13日【Game12/4-8-0】
北海道日本ハムファイターズ 3-2 福岡ソフトバンクホークス
【勝】鍵谷(1-0-0)【S】増井(0-0-2)【負】バンデンハーク(0-2-0)
昨夜に続きSB第三戦も「YoungFighters」の活躍で今季初の連勝をさせて頂きました。
勝ったと言っても接戦での勝利でした。
でもこのくらいの点差の試合が、スリリングでどちらのファンも最後まで目が
離せないという醍醐味があります。
《この日のスタメン》
昨日からスタメンで変わったのは、外野は岡が森山に変り本来の守備位置の
センターに入り6番岡大海。
ファーストが横尾に変り森本龍弥が初の一軍スタメンで出場となりました。
ここに来て昨年の栗山マジック健在か!
そんなスタメンでしたが、それがドンピシャ的中したことは、今後に期待が
もてるかも知れません。
今日の立役者となったのは、2回裏に初出場、初打席での初安打を放った森山
と今季初打点となる追加点をレフト前ヒットで得た清水優心。
一点差と迫られた4回裏にSBを突き放す一打を放った石井でしたが、これだけ
主力選手が怪我で居なくなった緊急事態ながら、若手が頑張る姿には感動すら
覚えました。
一方、影のヒーローには、この日久々に2安打を放った遥輝と相変わらず安打
量産体制に入っているコンスケが挙げられますが、好リリーフをした鍵谷と
谷元も隠れた主役だったと言えるでしょう。
先発投手に指名をされた村田透選手は、四球を出しながら4回を1失点で切り
抜けてくれました。
試合後、村田は清水のリードに助けられた!とのコメントを出したそうですが、
若干20歳の清水捕手はパワーがつけば日ハムの中心選手になるでしょう。
昨年まで鎌ヶ谷では、石川、大島捕手の陰に隠れていて、目立った活躍はして
いませんでしたが、高校時代は通算35本塁打を放っていた非凡な打撃センスを
有していたことから、2014年ドラフトでは2巡目指名をしたのでしょう。
これでは正捕手のキャプテン大野と市川もうかうかできないことになりました。
それにしても昨年チャンピオンチームとして日本一になった日ハムと、優勝を
争ったSBの2チームはエンジンがなかなかかかって来ません。
WBCに出たSB投手陣もそうですが、主砲松田は何かが変ですね。
日ハムとしては、一発逆転打のある松田には当分の間眠って欲しいのですが、
ベテラン選手ですからそのうちに例年通り打ち出すでしょう。
明日からは、Koboパーク宮城での首位を走る楽天との3連戦が始まります。
予告先発は楽天は釜田(0勝1敗)、日ハムは2年目でプロ初登板の吉田侑樹
になる模様ですが、乱打戦になるような気がします。
スタメンは栗山監督の性格からも、今日のままで行くような気がしますが、果た
してどうでしょうか。