オリックスが3連勝 日本ハムはドロ沼4連敗
静岡草薙球場
4月18日【Game16/4-12-0】
北海道日本ハムファイターズ 1-3 オリックス・バファローズ
【勝】ディクソン(3-0-0)【S】平野(0-1-4)【負】高梨(1-2-0)
楽天戦での3連敗に続き今日は高梨で勝つ!
その意気込みは初回から感じました。
そして初回高梨が先頭打者宮崎にライト前に打たれるも、後続打者を無難に
打ち取り上々の出だしでした。
その裏には先頭西川が倒れても、この日2番に入った岸里が、センターへの
2塁打。そして頼りになるコンスケ様がセンターへのタイムリーと打線も今
日はいけるとの期待を持たせる出だしでした。
しかし、しかし、先取点を奪いながらの見事な逆転負けを喫するとは。
言葉がまったく出ない試合になってしまいました。
バント失敗、目に見えないエラー、そして攻撃では自信の無さ、どれもこれも
昨年のチャンピオンチームの戦いではありません。
この状態で進めば、たとえ1勝2敗ペースなら6月の時点で優勝争いから脱落し
最下位が決まってしまうかも知れません。
5月に中田が戻っても、昨年並みの打点が稼げなければ、選手の意気は消沈して
チームはバラバラとなる恐れもあります。
大谷投手が戻っても、手術を回避しただけに、再発の恐れもあります。
本来ならベテラン選手がチームを引っ張るのが当然ですが、今の日ハムに打てる
ベテランは賢介と矢野しかいないのですから、誰が考えても再起を図るのは......。
しかし、「代打を任せられるベテラン選手が見当たらない!」このような球団は
他の11球団を見渡してもないのではないでしょうか?
どうしてこのようなことになったのかは分かりませんが、日ハムにしても過去には
なかったことです。
何よりも心配なのは、勝てなくなったチームのファン離れです。
かって北海道移転時期には、平日のドーム球場の外野席はまばらということも記憶
しています。
新庄が入団し稲葉が入団しダルビッシュが投げるから、優勝への期待は高まり道民は
札幌ドームに足を運んでいたのですが、仮に中田がFA移籍をし、大谷は足の不安を
抱えつつ、ポスティングシステムで大リーグに移籍をする事態となったなら、新球場
建設計画も無理となる気がします。
いましなくてはならないのは、若い選手を育てることも大切ですが、「勝つこと」。
栗山監督は今年一年との思いかもしれませんが、運は昨年のドラフトで失くしていた
と思います。
途中で投げ出すにしても、後を引き継ぐ監督はいません。
どうせ負けるなら、中田が戻るまでは矢野を1塁に使い、打てない卓をスタメンから
外し下から上げた平沼を使った方が可能性は開けるような気がします。
ところで、巨人から来た太田は鎌ヶ谷でどのような毎日を送っているのでしょう?