YOSAKOI、実は札幌市民は嫌ってる?
文中の一言は札幌市民の本音かもしれない。
「昔は好きだったけど、今は嫌…」
文筆家の千石 涼太郎氏はFBで次のように語っている。
YOSAKOIをYOSANAIKAIというジモティ?ww
以前からずっと言っているんですが、毎年札幌でやらなきゃいいんじゃないですかね。
一年おきとか、四年に一度、五輪のように札幌に戻ってくるとかして、地方都市を
回った方が、北海道全体のためだし、市民も毎年じゃない方が歓迎感が増して、盛り
上がると思うので。
ま、とりあえず、参加される方々には、道路を占拠したり、トイレを占拠したりと
いった傍若無人な行動はしないでいただきたいところ。
私も似たような考えだ。
1993年札幌市内で面白い「パレード」をやっているとの噂を聞き、駅前通りにある
千秋庵前で観たのが初めてだった。
よさこいソーランが始まって2年目のこと。
当時は札幌のお祭りといえば、6月15日の札幌祭り(北海道神宮祭)くらいしか無く
煩いけれども新鮮で、溌剌とした踊り子の笑顔と統制のとれた踊りには感心をした
記憶がある。
その後、テレビドラマの北の国からで、劇中平岸天神の踊りが取り上げられ、全国
にも知り渡ることになるのだが、北海道という短い初夏を彩る祭りとしての批判は
さほどなく、肯定的な眼差しが多かったように思う。
いつの頃からか、祭り自体が手作りの祭りから、商業主義に走るようになり、華美で
競争本位なものとなり、札幌市民には騒音とケバケバしさのイメージが強くなり、
本場高知のよさこい祭りの伝統と、踊り子達の持つ激しい中の優雅さが失せて行った
のが否定的意見の要因ではないだろうか。
仙石氏がいうように、よさこいソーランが北海道の祭りであるなら、毎年札幌市のみ
が行う必要もなく、例えば大賞(優勝)チームが道内チームであれば、地域復興の為
に所属管内で翌年は行う方法もあるのでは。
かって三石町のチーム(2002三石なるこ会)が優勝をしたり、枝幸町と江差町の混合
チーム(2010,2011、2014夢ソーランえさし)が3度の大賞をえていますが、日胆
地区なら苫小牧市、道東チームなら北見市、空知地区なら旭川市、道南チームなら函館
市などが開催をする方法もあるでしょう。
また準備に時間が必要であれば、札幌、旭川、函館、帯広の4市がオリンピック同様に
4年ごとの持ち回りという方法もあります。(仙石氏の意見ですが)
今年で26回目を迎える「よさこいソーラン」ですが、本拠地の札幌市民は今のままでは
イベントとしてのメリットは少なく、デメリットのみが増えているだけに大会を主催する
事務局も何らかの変化を見せないと、ますます「もう結構だ!」の声が増えて来るのでは
ないでしょうか。
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