髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

映画・映画!「カサブランカ」~ボギーとバーグマン

2010-02-10 18:12:25 | 映画(DVD)


最近どうも新しい映画で「これ・・いいんじゃない」という映画に巡り合えない

あえていうならダスティ・ホフマンとエマ・トンプソンが描く熟年カップルの恋愛ドラマ

「新しい人生の始め方」かアカデミー賞にノミネートされたブラッド・ピットの

「イングロリアス・バスターズ」くらいかも知れない。

残念ながら、大好きなモーガン・フリーマンの「インビクタス/負けざる者たち」は

大変気になる映画だがまだ見ていないけども・・(期待大)



そんなわけで暇を見つけて久々に古い映画(DVD)を見ることに。

第16回アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞を受賞「カサブランカ」(1943)

当時のアカデミー受賞作品だから、内容はともかくとして、この映画はボギー

(ハンフリー・ボガード)とイングリット・バーグマンが出演

バーグマンはこの年26歳で(1942)アーネスト・ヘミングウェイが

書いた「誰がために鐘が鳴る」にも出演していて最もスポットライトを

浴びていた女優の一人。

カサブランカ・最後の場面/ Casablanca Final

映画好きの私は、ボギーの映画は「ほとんど見ている」と自負して

いたが、実はこの映画あまりにも有名なだけに「見ていなかった名作」の

一つだった。

錯覚とは怖いものです

前半はつまらないが、後半になれば何となく引き込まれる映画って

結構多いがこの作品もその部類かも。

まぁボギーとバーグマンが好きでない人にとっては、なんでこの

映画がアカデミー賞なのと思うだろうが、1942年という時代が

影響したのかもしれない。

*当時、日本軍は南下作戦 ドイツはレニングラードでソ連に包囲


でもやっぱりボギーがボギーらしさを出している映画は、何といっても

「三つ数えろ」(1946)でしょうね。

原作はハードボイルドファンなら知らない人はまずいない、レイモンド

・チャンドラーだが、探偵F・マーロウ役はやっぱりボギーが一番

この作品はのちにロバート・ミッチャムがマーロウ役で「大いなる眠り」(1978)

という原作名でリメイクしているが、二本を見比べるとボギーの渋さ

がわかるだろう。

なおロバート・ミッチャムは「さらば愛しき女よ」(1975)に続く

マーロウ役で出演。

こちらは相手役のシャーロット・ランプリングの「魔性の女」役が

抜群に良い。



 さて話が脇道に(悪い癖は治らない)それたが、ストーリーは

こちら
を読んで

印象的なのバーグマンの濡れた瞳と気高さ漂う美貌には、当時の

男性はメロメロになったとか・・・(私は公開時の1946には-

生まれていませんが)

ガス燈(1944)では、シャルル・ボワイエとの共演で一躍スターダム

に駈け上り、アカデミー主演女優賞獲得するわけだが、やっぱり

色っぽいです。

なおこの映画で「君の瞳に乾杯」はあまりにも有名(誤訳説も多いけど)

この一言でアカデミー賞を獲ったとは言わないが、モノクロの古い

映画をたまには観よう。

脇役ではルノー署長役のクロード・レインズはとても印象的。

ラストにカサブランカの挿入曲「時の過ぎゆくままに」
ーAs Time Goes Byーをどうぞ


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