最近はビリヤードキューでも
ノーラップハンドルのキュー
が増えて来た。
昔はハウスキューのようで高級
プレーキューでは敬遠されがち
だった。高級キューはすべてハン
ドルに糸巻きや革巻きが施されて
グリップとして構成されていた。
キューの糸巻きはアイリッシュ・
リネンという麻糸が巻かれるのが
1960年代からは一般化していた。
だが。
私が大昔風に極細のレース・ヤー
ンで巻いてみたら、リネン糸より
もタッチが極上に良い。
手巻きなので、巻く手間と時間は
糸の径の細さに比例して増大する
のだが。
巻いた後にガラス首のギターの
スライド用のボトルネックで
押圧こすりをしてよく均し、それ
から薄くラッカーを吹いた。
ガラス管に丸棒を通して転がる
ように押圧均しをする。
麻でもそうだが、よくローラーを
かけないと塗装を吹くとけば立つ。
軽く吹いてけば立ったものを更
にローラー押圧でぺったんこに
する。
現在、極上の握り心地だ。
私が持っている全てのキューの
中で一番良い。
なぜビリヤードキューは大昔の
ようにレース・ヤーンで巻かな
いのだろうと思うが、大変手間
がかかるためだろう。
細いため、旋盤で巻いても、
ゆっくりと巻きながら途中で
機織りのように木片でカンカン
やって目を詰めないとならない。
私はかまぼこ板で押し詰めを
やった。
だが、時間がかかり過ぎる。
これでは業者さんならば生産物
としては商売あがったりだ。
なので一般メーカーは太いリネン
糸を巻いているのだろう。
個人的な好みだが、私はキューの
革巻きは好まない。触ったタッチ
が。
ポール・モッティは標準でラッ
キーさんのところから出された
時に革巻きだったので、仕方なく
そのまま使ってはいたが、本来は
糸巻きが好みである。
ノーラップハンドルのキュー
が増えて来た。
昔はハウスキューのようで高級
プレーキューでは敬遠されがち
だった。高級キューはすべてハン
ドルに糸巻きや革巻きが施されて
グリップとして構成されていた。
キューの糸巻きはアイリッシュ・
リネンという麻糸が巻かれるのが
1960年代からは一般化していた。
だが。
私が大昔風に極細のレース・ヤー
ンで巻いてみたら、リネン糸より
もタッチが極上に良い。
手巻きなので、巻く手間と時間は
糸の径の細さに比例して増大する
のだが。
巻いた後にガラス首のギターの
スライド用のボトルネックで
押圧こすりをしてよく均し、それ
から薄くラッカーを吹いた。
ガラス管に丸棒を通して転がる
ように押圧均しをする。
麻でもそうだが、よくローラーを
かけないと塗装を吹くとけば立つ。
軽く吹いてけば立ったものを更
にローラー押圧でぺったんこに
する。
現在、極上の握り心地だ。
私が持っている全てのキューの
中で一番良い。
なぜビリヤードキューは大昔の
ようにレース・ヤーンで巻かな
いのだろうと思うが、大変手間
がかかるためだろう。
細いため、旋盤で巻いても、
ゆっくりと巻きながら途中で
機織りのように木片でカンカン
やって目を詰めないとならない。
私はかまぼこ板で押し詰めを
やった。
だが、時間がかかり過ぎる。
これでは業者さんならば生産物
としては商売あがったりだ。
なので一般メーカーは太いリネン
糸を巻いているのだろう。
個人的な好みだが、私はキューの
革巻きは好まない。触ったタッチ
が。
ポール・モッティは標準でラッ
キーさんのところから出された
時に革巻きだったので、仕方なく
そのまま使ってはいたが、本来は
糸巻きが好みである。
そうそう。
日本刀の柄も革巻きなどは私は
好きではない。滑るし。
日本刀の柄巻きは私は正絹一択
だ。
そして、キューの極細レース・
ヤーン巻きは、日本刀のシルク
の柄巻きのタッチによく似て
いる。ヤーンは絹ではなく綿
であるのに、これ不思議。
なお、日本刀の柄巻きで綿に
すると、何かゴワゴワしている
タッチになる。絹のようにサラ
リとしていないというか、独特
のタッチ。日本刀では綿を好む
人もいるが、私は絹のみを好む。
ビリヤードのキューは、レース・
ヤーンの極細巻きがかなりよい。
とんでもなく時間かかるが(笑)。
このレース・ヤーン巻きは友人
が思いついてやりはじめた。
10年前、小学生の時に自分で
レース・ヤーンを巻いた子は
今二十歳になったが、今でも
その自分で巻いたキューを使っ
ている。
ノントラブル。ほつれも何もない。
そして、そのキューを握らせて
貰うと極上の感触だ。
私もそれを目指して2本巻いたが、
小学生時代に巻いたその子の出来
のほうがはるかに良い(笑)。
巻いている時は、途中で何度も
心折れそうになったという。
徹夜で巻いても巻き終わらない
からだ。
先日、その子の父(友人)が
あるキューをリペアするのに
レース・ヤーンを巻こうかと
思ったが、あまりに時間がかか
るのを彼も知っている(何本か
巻いていた)ので、計画変更で
ノーラップの塗装でハンドル部
を仕上げる事にしたようだ。
本人曰く「今そこまで気合がね
え(笑)」との事。
わかる!
私ももう1本レース・ヤーンで巻
きたいのだが、巻きを実行する
には相当な気構えと決意と体力を
要する(笑)。
太い一般的なアイリッシュ・
リネンのほうが、巻くのは遥かに
楽(笑)。
日本刀の柄も革巻きなどは私は
好きではない。滑るし。
日本刀の柄巻きは私は正絹一択
だ。
そして、キューの極細レース・
ヤーン巻きは、日本刀のシルク
の柄巻きのタッチによく似て
いる。ヤーンは絹ではなく綿
であるのに、これ不思議。
なお、日本刀の柄巻きで綿に
すると、何かゴワゴワしている
タッチになる。絹のようにサラ
リとしていないというか、独特
のタッチ。日本刀では綿を好む
人もいるが、私は絹のみを好む。
ビリヤードのキューは、レース・
ヤーンの極細巻きがかなりよい。
とんでもなく時間かかるが(笑)。
このレース・ヤーン巻きは友人
が思いついてやりはじめた。
10年前、小学生の時に自分で
レース・ヤーンを巻いた子は
今二十歳になったが、今でも
その自分で巻いたキューを使っ
ている。
ノントラブル。ほつれも何もない。
そして、そのキューを握らせて
貰うと極上の感触だ。
私もそれを目指して2本巻いたが、
小学生時代に巻いたその子の出来
のほうがはるかに良い(笑)。
巻いている時は、途中で何度も
心折れそうになったという。
徹夜で巻いても巻き終わらない
からだ。
先日、その子の父(友人)が
あるキューをリペアするのに
レース・ヤーンを巻こうかと
思ったが、あまりに時間がかか
るのを彼も知っている(何本か
巻いていた)ので、計画変更で
ノーラップの塗装でハンドル部
を仕上げる事にしたようだ。
本人曰く「今そこまで気合がね
え(笑)」との事。
わかる!
私ももう1本レース・ヤーンで巻
きたいのだが、巻きを実行する
には相当な気構えと決意と体力を
要する(笑)。
太い一般的なアイリッシュ・
リネンのほうが、巻くのは遥かに
楽(笑)。
ブラジリアンローズウッドの本
ハギ、フルスプライス。
巻き直しにはとんでもない
手間がかかった。これまで
やっていたリネン巻きのよ
うに安直に考えていたら、
カウンターくらった。
ハギ、フルスプライス。
巻き直しにはとんでもない
手間がかかった。これまで
やっていたリネン巻きのよ
うに安直に考えていたら、
カウンターくらった。