田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

吉野ヶ里の大賀ハス

2021年06月29日 | 季節の花巡り

  吉野ヶ里遺跡の大賀ハスが見頃です。この日は西口ゲートから入りました。遠くに古代住居が並んでいます。こちら側には遺跡はなく、広大な草地や池があります。平日でもあり人は見かけませんでした。

 行ったのは昼過ぎ。ハスはほとんどが花を閉じていました。毎年来ますが、いつもこの時間に来るので、満開のハス畑を見たことがありません。

 わずかに花開いていた大賀ハス。このハスは二千年ハスとも呼ばれ、70年ほど前に古代遺跡の泥炭層から大賀博士が数粒のハスの種を発見しました。

 

 いまの季節は紅花の収穫期です。入口で係りのおばさんから花はもう終わりですよと言われました。紅花畑は数ヘクタールの広さがありますが、花に勢いがありませんでした。来るのが遅かったようです。もっとも紅花は観賞用ではなく、食品や染料などに使われる実用花です。

 ハス畑の近くには弥生式の水田があります。ここでは赤米などが栽培されています。吉野ヶ里では水田の遺構は発掘されておらず、他の遺跡を参考に田んぼが作られています。

 まだ新しいカメラの扱いに戸惑っています。この日も使える写真は数枚でした。習うより慣れろで、しばらくは試行錯誤です。

 

 

 

 

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