田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

如意輪寺の風鈴祭り

2023年07月26日 | 日々の出来事

 久しぶりの投稿になります。先日、隣町の如意輪寺へ行きました。かえる寺として知られているお寺で、いま風鈴祭りがあっています。写真は山門を潜ったところにあるかえる像。

 この日は交通整理員がいて臨時駐車場に誘導され驚きました。いまごろの季節に毎年来ていますが初めてでした。マスコミで知って来る人が多く、地元ナンバーの車は少ないです。ここは小さな寺ですが、参道が階段の上に続いています。上の方から神輿を担ぐ掛け声が聞こえてくるので、ここはお寺なのにと思いながら階段を上りました。

 突き当りが本堂。狭い境内にたくさんの風鈴が吊るされています。

 本堂前でかえるの口潜りがあっていました。金の扇子が打ち振られ、景気づけのわっしょいという掛け声が傍のスピーカーから流れています。この寺は真言宗で1月には火渡りの行事も行われますが、密教系の寺院はどこか人間くさいですね。

 

 かえる部屋には大小のかえる置物が飾られています。寺の由緒とは関係がなく、もともとは住職が中国から土産で持ち帰った翡翠のかえるが始まりです。

 本堂横には御守りや御札などの販売所があります。ぶら下がっているのは空飛ぶかえる。いまの住職が着任する前は寂れた無住寺だったそうですが、いまでは多くの人で賑わう観光寺院になりました。

 青空の下でカラカラと鳴るガラス風鈴は涼やかです。家で聞く鉄器の風鈴の音とはまた違った趣があります。

 私はかえるには興味ありませんが、風鈴の音はいいですね。

 かき氷も売られていました。この寺は来るたびに狭い境内に祠や塔、龍神像などが増えています。スピーカーから「美しき天然」のメロディが流れてきたのを潮に帰ることにしました。このあとバナナの叩き売りがあるそうです。

 七福神の下にはかえるの七福神。階段下ではコロナ禍で途絶えていた韓国の団体が記念写真を撮っていました。この寺はあちらでもよく知られているそうです。

 腰痛は10日ほどで良くなりましたが、身辺にいろいろ屈託があって、このところ元気がありません。近郊のドライブも控えていました。でもそろそろ再開しようかと思っています。広々とした風景を眺めながら車を走らせると気持ちも上向きになります。

 

 

 

 

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