孫の運動会

 　二人の孫が通う小学校で運動会がありました。昼食に間に合うようにと午前中に退院し、駆けつけました。病院食よりも、孫たちと食べるお握りがずっとおいしい。

　私も小学校までは母親が見に来てくれました。昼食会場として開放された教室で、母とお弁当を食べるのが楽しみでした。親が学校に来るのはめったになかったので、どこか晴れがましい思いがしたものです。

　運動会の内容は昔とそれほど変わりません。川中島や組体操がなくなって、集団演技が増えたようです。子ども達を見ていると、私にもこんな時代があったのだと喪失感にとらわれます。一方で、孫の弾けるような笑顔をみると気持ちが若返ります。勝手なものです。

  

 　この日は孫娘がリレーの選手に選ばれたと張り切っていました。しかし応援する保護者の人垣でよく見ることが出来ず残念でした。幼稚園の時の走りを見ていたので期待していたのです。結果は2番だったようです。全体の数が多くなると、上には上がいます。

　でも今度は全市的なスポーツ祭典の選手に選ばれたそうです。また楽しみが出来ました。爺馬鹿です。