先週末、久しぶりの穏やかな日和に誘われてまちへ出かけました。
明治通りにそびえる尖塔はカトリック久留米教会で、まちのランドマークになっています。今年は春が早いとはいうものの、街路樹の銀杏にはまだ葉が茂っていません。
反対側には赤レンガタイルの久留米シティプラザがあります。二つの街区にまたがる細長い施設で、向こうの街区にシューボックス型のグランドホールや小劇場があり、手前には広場や大階段、会議室などが収まっています。
六角堂広場は屋根付きなので、週末にはよくイベントが開催されています。戦後の商店街がにぎわっていた頃、ここに京都の六角堂にあやかった休憩所がありました。テレビも置かれていて人々に親しまれていたので、その名前を引き継ぎました。
この日は商店街主催で節分のイベントがあっていました。
少し歩きます。シティプラザのすぐ隣の風景。建物が除却された跡に見える古い記憶。
商店街から脇に入った路地です。
昔は洒落た雰囲気の商店街から一歩路地へ入ると、居酒屋や喫茶店、ラーメン屋などが軒を連ねていました。今はこうした路地裏の店はほとんど消滅しましたが、この辺りはまだ元気で頑張っています。
別の路地です。
商店街を駅の方に歩きます。週末になると、多くの買い物客で向こうが見えなかった時代がありました。今は衰退してしまいましたが、近頃は人の姿が少し増えたような気がします。
それでも、こういう風景もあります。以前の商店街は自転車通行禁止でしたが、いまはがらんどうになった店の中に車があることもあります。
駅ビルの近くまで来ました。ファッションと文化のイメージがあったこのあたりも、いまは飲食店街になろうとしています。時代の移ろいを感じます。なにせ高校生の時から、ここに50年以上も通っているのです。
どこの街も衰退していますね
特に黒崎町は凄い衰退です
物販の店は壊滅状態です。
それにひきかえ、少し離れた区画整理地区はショッピングモールやアミューズセンターなどで賑わっています。
こちらはみんな駐車場付きです。