田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

春は別れと出会いの季節

2017年04月13日 | 日々の出来事

 春は別れと出会いの季節。昨日までとは違う自分がいます。桜が咲き新緑が芽生えてくると、かすかに心が浮足立ちます。そんな新鮮な感覚も現役を退いた今は縁遠くなりました。

 そんな私でも季節の小さなイベントがあります。

 お世話している学童保育所では指導員の異動がありました。去っていく先生、新しく来た先生、こちらも気持ちが改まります。4月3日には入所式を行いました。学童保育所は学校に先立って新学期が始まるのです。1、2年生はそれぞれ進級し、また大勢の新入生を迎え入れました。

 私の家庭でも変化がありました。長女の孫娘が小学生になったのです。昨日が入学式。兄から続いていた幼稚園とのお付き合いも終りました。妹は兄を見て育ち、負けん気が強くしっかり者になりました。世話焼きさんでもあります。近頃はどこか素っ気ない素振りで、以前のようにまとわりつく感じがなくなりました。

 兄の方は5年生になりました。母親の都合でこの春休み期間中は兄を預かっていました。 高学年にもなると、もう以前のようには甘えてきません。本当は友達と遊びたいのでしょうけれども、私達が毎日のお相手です。退屈しないようにと、勉強が終わると食事や子ども向けの施設、公園、ドライブ等に連れ出しました。

 彼も嬉しかったようで、家に帰ると大きな声で今日は何を食べたなどと母親に報告していたそうです。微笑ましい光景です。ただ妹は横で聞いていて、それを逐一自分のノートにメモしていたというのです。

 

         フリーフォトより

 

  

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