みやき町の千栗土居公園に広い蓮畑があります。その一隅の小さな蓮池に大賀ハスがあります。行った時は盛りを過ぎていて、花托だけになったものが多かったです。
向こうに見える土手は江戸時代、治水のために築造された土居の遺構です。
大賀ハスは二千年前の地層から出土した種から発芽しました。
ピンクの花を咲かせます。
その隣には「舞妃蓮(まいひれん)」の蓮池があります。
舞妃蓮はアメリカの黄花ハス「王子蓮」と大賀ハスとの交配種で、昭和43年に当時の皇太子夫妻に献上されました。
舞妃蓮は最初は淡い紅色で、開いた花は黄色がかった象牙色をしています。大賀ハスと比べて葉も小さく、花も小振りで可愛らしい蓮です。
舞妃蓮の蕾にシオカラトンボがとまっていました。シオカラトンボはトンボの定番ですが久し振りに見ました。
この公園の蓮畑は三千坪の広さがあります。ここにあるのは食用の蓮根ハスです。大賀ハスが散り終える頃から花が咲き始めます。
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