田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

吉野ヶ里をぶらぶらと

2020年04月20日 | 日々の出来事

 10日前、吉野ヶ里歴史公園へ。広大な園内を歩きに来ました。 環壕と逆茂木で囲まれた遺跡ゾーンへ入ります。

 南内郭です。壕の内側に物見櫓が4棟あり、支配者層が住んでいたと考えられています。

 

 実演コーナーです。

 南内郭を出て歩きます。

 北内郭です。二重の環壕で囲まれていて、入り口は鍵型に折れ曲がっています。まつりごとが行われた最も重要なエリアです。

 右手の建物は主祭殿。吉野ヶ里で最大の建築物です。いつもは2階と3階を見学できますが、感染防止のため封鎖されていました。

 甕棺墓列の向こうにこんもりとしているのは北墳丘墓。歴代の王の墓と考えられています。内部を見学できますが、ここも閉鎖中です。

 環壕を出て自然の中を歩きます。巡回バスが来ました。乗客がいなくてもバスは定時に走ります。

 しばらく歩くと甕棺群のエリアがあります。ここでは約500基の棺が出土しています。

 仄暗い林の中を歩きます。

 

 ウマノアシガタが密生する小径。

 遺跡エリアの近くに戻ってきました。

 

 この日は写真を撮りながらぶらぶらと歩き、2時間弱の散歩でした。遺跡エリアにはほとんど人影がありません。一方、環壕の外にある遊びのゾーンからは子どもたちの歓声が聞こえてきます。

 吉野ヶ里歴史公園は屋内施設だけ閉鎖されていましたが、18日から臨時休園になりました。私の行くところがまた一つ減りました。

 

 

 

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2 コメント

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吉野ヶ里遺跡 (birugo)
2020-04-21 18:50:48
こんばんは
遺跡が発掘された時はニュースでよくとりあげられていました。
広大な遺跡ですね。。
弥生時代にタイムスリップしてその頃の様子を想像しています。
ありがとうごさいます。
返信する
こんばんは (九州より)
2020-04-23 20:58:46
コメントのお返しが遅れました。
吉野ヶ里は広い遺跡公園です。
最初は復元住居などを見学していましたが、
いまは、もっぱら孫を遊びに連れてくるか、
ウォーキング目的で来園します。
自然の中を歩くと伸びやかな気持ちになります。
復元住居群を歩いていると古代人になったような気もします。
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