田園都市の風景から

筑後地方を中心とした情報や、昭和時代の生活の記憶、その時々に思うことなどを綴っていきます。

六芒星のある駅でシェアキッチン

2025年02月01日 | 街角の風景

 南久留米駅の前を車で通っていて違和感があった。改めてみると瓦屋根が変わっている。正面の雰囲気も違う。ここは六芒星のある駅として知られ数年前に無人駅になった。

 入り口には暖簾が掛かり、立派な表札がある。駅事務室が飲食店になっていた。

 入ると券売機がある普通の待合室である。右側が飲食店。JR九州のHPで調べると、無人駅の活用事業でここが3駅目だという。名付けて「ekiniko」駅に行こうという意味らしい。この駅は日替わりで異なる飲食店が営業するシェアキッチン方式だそうである。

 玄関天井の六芒星は健在だった。暖簾にも六芒星があしらわれている。星がここにある由来はわからない。戦前、駅の南数キロの所に陸軍師団があり、そのためではないかともいわれるが、確かではない。駅近くにある会社の古老のブログによると、幼いころ駅の専用ホームで戦車を荷下ろししているのを見たそうである。

 この駅舎は久大本線が開通した昭和3年に建築された。駅舎は半分に削られたが躯体は当時のものである。

 10年前に投稿した南久留米駅の記事はこちらです。

 

 

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