筑前町の道の駅に行く途中、曾根田川のほとりにゴジラに似た巨大な像があった。
ティラノサウルスの藁かがしだった。かがしは案山子のこと。大勢の人が見物に来ている。毎年、地元の若者が稲刈りが終わったあとの藁で作っている。骨組みは角材と竹。
前にある車は、映画ジュラシックパークの、追いかけられて車で逃げる場面を再現したものらしい。車内に案山子の人形でも居れば、より臨場感が増しただろう。
この川は近くの夜須高原に源を発している。水は澄んでいて、川で遊んでいる子もいた。新宿歌舞伎町にはゴジラがいるが、田園にはティラノサウルスがいた。展示は1月まで。
子どもの頃、1作目だか2作目だかのゴジラ映画をみたことがある。防衛軍が迎え撃つシーンを憶えている。夜、蒲団の中で横になっていると、耳に脈の音がして、それがゴジラが近づいてくる足音に聞こえて怖かった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます