先日のこと。高良山の頂上へ登りました。といっても登山ではなく、山頂のすぐ下まで車道が来ているのです。森林つつじ公園の駐車場に車を置いて登ります。山頂はこのすぐ上です。
少し公園内を歩きます。
公園の売店は営業しています。前に来た時は、ここで家内とぜんざいを食べました。でも今回は店に入らず、隣の休憩舎にも立ち寄りません。
下に見えるのは耳納スカイラインです。
つつじ公園からみた耳納連山。高良山から東に20キロにわたり連なっています。先ほどのスカイラインは、この山々の尾根を走っています。
山頂への登り口。頂上はすぐ上です。
高良山頂です。毘沙門岳ともいいます。標高は312メートル。南北朝時代に山城が築かれたところで、ここ山頂に主郭がありました。今でもすぐ下には空堀の跡が残っています。つつじ公園には何度も来ているのに、山頂まで登ったのは初めてです。
今日来たのは、久し振りに高良大社奥の院(奥宮)に参拝するためです。つつじ公園の西側、自動車道沿いに一の鳥居があります。
結構な急坂を下っていきます。
道が二股に分かれたところで振り返ります。右がいま下ってきた道。左の道が自然遊歩道奥の院コースです。高良大社からここまで30分ほどの距離で、平坦で歩きやすい道です。ただ片側は崖が続きます。
最後に奥の院コースを歩いたのがいつか覚えていません。いつでしたか奥の院から高良大社に向かっていた時、まだらが入った黒っぽい帯のようなものが道の向こうに横たわっていました。足を止めて目を凝らしましたが、近眼なので蛇かどうかの判別に自信がなく、やむなく引き返したのが最後です。
二の鳥居まで来ました。記憶にあるより遠かったです。
奥の院です。さっき登った山頂の直下になります。昔ここに高良の神の本地仏にちなむ毘沙門堂があり、戒壇があったと伝わります。高良大社の末社の中でも特別の存在になっています。
右手の手水舎には山腹の湧水が導かれています。勝水と称され、ペットボトルに入れて持ち帰る人が多いです。
参拝を済ませて、いま来た杉木立を戻ります。車道に出る前の急坂がきつかったです。足が上がらず、最近の運動不足を感じました。
つつじ公園前の駐車場から、眼下に筑後川と筑後平野を見ます。はるか向こうに宝満山を遠望します。
昔、まだ小学校低学年だった長女と次男を連れて、住んでいた団地からこのつつじ公園まで、5キロの道程を歩いて来たことがあります。いま考えると、二人とも文句も言わずによくここまで登ってきたものです。
花の名所はどこも休園になったり、祭りが取り止めになっています。一昨日には見頃を迎えていた黒木町の大藤が刈り取られました。期間中に20万人もの花見客がある藤祭りは中止になりましたが、先週末には連日千人ほどが訪れたそうです。
例年はシーズン後に花を刈るそうですが、人出を避けるため、ゴールデンウィーク前の刈り取りとなりました。清水山の牡丹園も休園ですし、千光寺のアジサイ、佐賀の大和菖蒲園も今年は無理かもしれません。
今は佐賀や久留米は立ち寄れない町・・?
車で小石原から浮羽通過で耳納連山もドライブスルーもいいかな・・
いい景色ですね
黒木の大藤は残念ですね!
外に出ても立ち寄る場所がなくなりました。
期間中はどうして過ごそうかと思案中です。
こういう時に一人暮らしはつらいです。
黒木の大藤は残念です。
ある評論家が浅はかだと言ったそうですが、
地元の苦衷をわかっていないと思います。
中学生の時、大晦日に
友達数人と日の出を見ようと訪れましたが、
雨が降り正月早朝ずぶぬれになって、
帰宅した記憶があります。
私は高校の時は正月が明けてお参りしていました。
高良大社は本殿屋根の大改修が終わり、社務所なども綺麗になりました。
石段そばに簡易モノレールも設置されて、お年寄りも楽にのぼれるようになりました。