先日は家内が友達とお出掛けの日でした。そこで私は鉄道旅行。といってもJR久大本線で筑後吉井駅まで30分のプチ旅です。ここは豪華列車のななつ星が走る路線ですが、私が乗ったのは1両編成の各駅停車です。
吉井町は隣町と合併してうきは市になりましたが、地元では白壁の町として知られています。吉井町は江戸時代、久留米藩と天領日田を結ぶ豊後街道の宿場町として栄えました。
蝋燭や、酒、麺などの製造で財を成した豪商たちが多く、吉井銀ともいわれました。ところが明治2年に大火があり、それを契機に白壁造りの現在の町並みになったそうです。町の中心部は国の重要伝統的建造物群地区に選定されています。
町の真ん中を国道210号(旧豊後街道)が通っています。
日田方面を望む。
久留米方面
同じく久留米方面。
道の両側に白壁の建物が櫛比しています。
若い頃、車でここを通りかかると、何だか古臭い町に来たなという気がしたものです。今では電線も地中化され、白壁土蔵の町並みが観光客を集めています。しかも商店や個人宅など現役の建物が多いのです。
国道から北へ入った地区は白壁通りと名付けられています。白壁通りから国道方面を見る。
古臭い町だった吉井町はこの資源を生かし、町の活性化に取り組みました。この町は古い商家が多いので、箱雛や押絵など先祖から伝わったものがあります。そこで住民の協力を得ておひな様めぐりや、小さな美術館めぐりなどのイベントを始めました。
テレビ局などマスコミを上手に取り込み、今ではイベント時だけではなく、休日にも観光客が訪れるようになりました。
私が訪れた日は平日で、しかも定休日の店が多く静かでした。
肥料店です。写真では見えませんが、家の中に昔のオート三輪車が置かれています。
白壁通りを流れる川から東を見たところ。
左は観光会館。右のトタン張りの建物との対比が面白いので。
国道沿いに戻ります。土蔵ではありませんが、この様なつくりの建物が多いですね。向うの方の建物は花屋と仏具屋です。
自転車屋さんです。吉井町は日田の豆田地区とは違って、土産品やお菓子などを売る観光客向けの店が少ないです。骨董品店などが移ってきており、少し渋好みかも知れません。
白壁ではありませんが、印象に残ります。吉井町の基調色は、白とこげ茶です。
これは土蔵ではなく公衆トイレです。いつ出来たか、気付きませんでした。
この次は、賑やかなイベントの季節に来たいと思います。
お邪魔しました。
白壁の町 素敵です!!
タイムスリップしたようで…
自転車屋さんの暖簾は粋ですが
歯医者さんの看板は少し遠慮して
欲しいです…(笑)
とても 良いものを見させて頂き
有り難うございました。
昔からの建物を壊さずに、普通に商売しておられます。あまりに観光地化するのも考え物です。
この季節プチ旅いいですね
白壁の町ご紹介くださってありがとうございます
あたたかな落ち着きをかんじます
なまこ壁といいましたかね
町の活性化のとりくみいいですね
古き佳きもの大切にしたいですね
車を置いて、つらつらと見て回ります
柳井の白壁の町とは雰囲気がちょっと違います
でも好きですネ♪
良い時間を過ごしましたね
数年前に行ったきり。酒蔵で試飲し、ほろ酔い気分になった思い出があります。
JRで行くのも、たまには良いですね~
写真見たら、行きたくなりました~
吉井町はいい町です。小さな町ですが、昔栄えた名残なのか、商家が多く残っており、ここかしこに文化の香りがします。
吉井町は観光面で売り出していますが、他の白壁の町とは違い、普通の商家が多く、観光客向けの店が少ないですね。そこがこの町の良さかも知れません。
歩いてみていくと、美味しい中華の店やパン屋、個性的な店が並んだ横丁など、楽しみもあります。
駅舎がカッパの形ですが、私は最初に見た時はアヒルかと思いました。町内のあちこちにカッパがいます。
JRには久し振りに乗りました。耳納北麓を眺めながら、しばし、のんびりとしました。
鶴瓶の家族に乾杯の番組で浮羽の白壁の街を
紹介しています
なんだか…うれしいですね~~
お米屋さんを映しています
田んぼのニュースも…
地元の町が紹介されるのは嬉しいですね。