過去に何度か、
子供が柔道を辞めたがっている、嫌になっている。何とか言って貰えないか・・。
的な相談なり悩みを打ち明けられたことがある。
ま、そう言われても、子供も1人の人間で、その裏には必ず原因があると思っているし、柔道なんて、やりたくないのにやるものではないと思っているので、
やりたくなったら戻って来たらいいんじゃない。
程度に答えることにしている。
いろんな理由があるでしょうからね。
確かに、一時の甘えや妥協でそう言っているパターンもあれば、親が見切りと言うか、諦めるパターンもあります。
なので、心の奥底には何を甘っちょろいこと言ってんねん!って気持ちはあるんですが、そんな精神状態でやっていて大きな怪我をしたり、病んでしまっては元も子もないので、そう答えることにしているのです。
ただ、子供は親のバックアップの方法一つでやる気が左右されるもので、そういった相談をされる時点で親が諦めたり、折れている場合が多いような気もします。
中には、親が子供の気持ちをグリップできないことを棚にあげておいて、指導が悪いから、環境が悪いから子供が柔道を嫌になったと責任転嫁される人もおられるし、たとえ、諭して柔道を続けさせた後に怪我なり何かがあった時に何を言われるや分からない。
そう考えると、本人の意思を尊重してやった方がいいんじゃないかと思います。
幸い、我が子達は柔道を辞めたいと言ったことはありません。
ま、思ってても言わせなかった時代があったんでしょうけどね。
言われてたら悩んでただろうな。
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