今日は偏見をちょっと。
名将と言われる方の特徴として、
『人たらし』、『まめ』
という共通点があるなと。
人たらしと聞けば、騙したり、惑わせたりと、あまり良いイメージじゃないかも知れませんが、人から好感を持たれ、人が集まる、人を魅了する能力がある人という意味もあります。
こういった人は、とにかく『まめ』で、頻繁に人と連絡を取り、また人から連絡があるので情報通。
勝負の世界は情報の戦いでもあるので、常にアンテナを張っている。
『まめ』な人は、相手が今何を望んでいるのかを敏感に察知するといった能力が高い。
例えば、子供の調子であったり、進路についての連絡があって嫌な思いをする親はいない。
常に気配り、目配りして察知する。
一言連絡があったり、声をかけられることで救われることってあります。
察知する能力が高いということは、組織の雰囲気であったり、選手の意識といった変化にも気がつき、そのフォローをする。
良く言えば『まめ』=敏腕、思いやりでしょうか。
好感を持たれたり、人が集まって当然の話かなと。
ただ、反面、『まめ』な人は誰しもに『まめ』な八方美人系が多く、私のような勘繰り深い人間からすると、胡散臭く感じてしまうこともある。
柔道だけに限らず、言葉足りずだけど、親身になって接してくれる人もいるし、まめに接してくれるけど、社交辞令的に伝わってくるものがない人もいる。
偏見かな〜・・あるあるかな〜・・。
兎にも角にも、社交辞令ではない『まめ』な人に接して貰うには、自分も磨いてないといけないし、見極める能力も身につけなければならない。
結局、真のものか、社交辞令によるものなのかも自分自身の問題なのかも知れませんね。