何かこんなことを言うと、時代の流れを理解していないとか、いつまで時代錯誤なことを言ってるのかと思われるかも知れませんが、もし、自分に子供が、いや、孫ができた時には、
しっかりと怒って(叱って)くれる指導者
に預けたいと思っている。
そりゃね、怒ってばかりでフォローがないだとか、勝利至上で自己評価ばかりの指導者は嫌ですよ。
けど、叱るべき時に叱ってくれない指導者なんかに預けたくはない。
まず、第一に優しい言葉だけで全てが理解できる子に育てている自信がない。
躾にしろ、人間性にしろ、褒められるだけでは身に付かないことが沢山あると思っている。
最近、
厳しい=楽しくない、長続きしない
厳しい=勝利至上主義
という風潮があり、厳しく、楽しくがモットーでやって来た私からすれば耳が痛いこともある。
けど、厳しくても楽しめる環境はあるし、現に直近で育って来た我が子達は楽しいかどうかは分からないが長続きしている。
むしろ、楽しさばかり求めるあまり、センス、才能を伸ばし切れずにいつの間にかやめているパターンの方がよく見るようか気もするが、そこは全くクローズアップされない。
勿論、時代の流れであったり、推奨意見の検証や改善の必要はある。
私も、古い方からむちゃくちゃ丸くなったとよく言われます。
しかし、そういった事を推奨する方々に選手実績はあっても、育成実績のない夢物語が多く、机上の空論をした方々が元選手の発言力を利用していることも考えれる。
大事な大事な子供を預けるんです。
大事な大事な時間は戻って来ないんです。
しっかりと理想と現実、虚像と実像を見極めていきたい。
子供の人生は親の判断力、決断力、覚悟で大きく左右される。