負けた時、かけてきた思いの大きさに比例した生き地獄が待っていて、たとえ、人から励まされたところでたいした慰めにならないことは重々承知。
今練習に来ているところの中には中学から柔道を始めた子もいたり、我々の経緯を知らない方もいて、
お前んとこは大学や実業団まで柔道続けてるからええわな。
的に思っている方もいるかも知れない。
でも、正味、自分達は負けては立ち上がっての繰り返しの人生だったし、今も尚もがいている途中です。
思い起こせば、小学生時代、大目標であった体重別。
3位、準優勝、準優勝、準優勝と4年間続いた。
中2の全中で入賞し、日本一を目指した大晟の中3の夏は県の決勝で敗れた。
これまでで一番キツかった敗戦で、あまりのショックからか、それから高校に入るまでの記憶があまりない。
そして、大和の中3の夏、コロナ禍の中でも一切気持ちを切らさずに準備をしていたが、全中が中止。
当たりどころもなく、茫然自失となった。
そして、選手権、インハイと日本一手前で同じ相手に敗れ、全国準優勝が3回、3位が4回と日本一の壁に跳ね返され続けた大悟。
何度も心が折れそうになった。
三兄弟となると負けも3倍、悔しさも3倍。
なので、そんな自分が中学生達に伝えられるのは、何度負けても立ち上がる気持ちしかないんですよね。
ま、逆襲の福田にご期待ください。
私の執念深さだけはぶっ壊れてますので。
必ずやります。