子供達の幼い頃の試合の動画を見せて欲しいということで、DVDを整理してますと、あんな試合あったな、こんな試合あったなと見入ってしまいます。
大悟や大晟の柔道スタイルも違いますし、当然、大和も兄達と違う。
その時々の指導や親の考え方の変化によって、微妙に柔道スタイルも違ってきます。
大和は低学年時は『腹包』をしていました。
動きは早いけど学年が上がるに連れ重量級相手には利き辛かったような記憶があります。
で、4年生ぐらいから今の寝技に取り組み出しましたが、当時、私が教えたものとは大分改良されています。
体の力が強くなるのではと思い、磨き続けて少しづつ武器になってきました。
で、感じることは、3人とも改良はされてはいるものの、ほぼほぼ今と同じスタイルだということ。
大悟は足技、大晟は渋とさ、大和はスピードと寝技。
大凡のスタイルというものは柔道を始めた数年で確立されてしまうものなんだなと思い知らされます。
だから、最初が肝心なんだよと。
しっかり組んで、一本柔道目指してやらないと後々苦労する。
そう仰られる方々の意見も分かります。
ただ、理想にこだわったが故に、なかなか勝てないでいると、柔道がつまらなくなったり、嫌になってしまうこともある。
本当、難しい。
目標意識といった心の部分は環境や出会いによって変化することもありますが、柔道スタイルは小学生の頃からベースは変わらない。
そこを忘れずにはいたいですね。