来年に向けて…

どの試合でも同じではあるのですが、その中でも特別の存在である体重別予選を終え、更なる課題を自分なりに見つけました。

まず、大悟に関しては、課題て言うよりも、とにかく線が細くて華奢なので、

『体待ち』

の状態です。

体重別への出場に際し、

45キロになれば、お前にもチャンスはある

と言って昨年から飯トレ等に励んできましたが、結局は、37～38キロをいったりきたりで、約10キロプラスの相手はやはりしんどい部分がありました。

現に、ベスト16以上の選手は軽量級というよりも将来は中量級以上の選手になるだろうという選手が多く、普段は50キロ以上あって減量してきた選手も何人か残っていました。

言い訳ではありませんが、将来は３階級ぐらいに分けた方が、小さい選手達にもチャンスが増えますし、選手の怪我防止等の観点からもいいかも知れませんね。
だから大悟に関しては中学に上がるまでは、怪我に気を付け、しっかりと基本を繰り返し、体が出来るのを待ちたいと思います。

そして、いよいよ来年から体重別に出場する大晟、昨日から我が家の

『強化選手』

に任命します、

５年生の予選を見た感想は、やはり軽量級はスピードが重要で、トロ臭い大晟の柔道では、捕まえきれない可能性が出てくるなと感じました。

だから、組んだら直ぐに足技から入り、確実に寝技へ意向する。

ちょうど館長Jr.君がいいイメージですね。

スピード＆パワーのある柔道を目指してやるべきことが山積みです。

さぁ～また新たな目標に向けて体をつくっていくぞ～。

大和は……とりあえず鋼の根性を養うために叩き直しやね。

耳鼻咽喉科ナウ

大悟の右耳がパッツンパッツンなもんで、耳鼻咽喉科に来ています。

昨日の試合会場でも、いろんか先生方より心配、そして、

血を抜いた方がいい

血を抜かず冷やした方がいい

とアドバイスを頂きましたが、結論的には、今血を抜いても、直ぐにパンパンになるだろうということで、しばらく様子を見ることにしました。

ま、どうせ将来的も柔道を続けることだし、元に戻す必要はないかなと…。

ただ、耳の異変に気がついた学校の友達が、

い、いや…耳が変やで！

どないしたん？！何で普通にしてんの！？

とちょっとしたパニックになるみたいです。

宿命やの～…。

深夜…

深夜、ふと目が覚めた後、やっぱり悔しかったのか、それともまた違う感情だったのか自分でもよく分からないが、なかなか寝付けなかった…。

隣を見ると、耳を冷やして寝ている大悟。

その痛々しい姿を見ていると、

もうちょっとしてやれることがあったのではないか…
とか、

こいつには柔道以外の気苦労も与えてしまっていたな…

という気持ちになった。

全国に行けなかった責任は全て自分にある。

この先のことも、大悟の意見を尊重してゆっくり考えよう。

全少予選

大悟の全少予選が終わりました。

結果は、


準優勝


昨年は３位、今年は準優勝、頂点まであと少しのようで、まだまだ遠く、掴み取ることは出来ませんでした。

しかし、試合を見ていた方々はご存じかと思いますが、大悟は120％力を出し切ったと思います。

フラフラだったかも知れません、バタバタだったかも知れません。

技術もへったくれもない、根性、気持ちだけで勝ち上がったものでした。

でも、一回戦負けも十分にあり得るメンバーの中で、勝ち上がることは本当に容易ではないと思います。

親馬鹿ですが、本当にたいした奴です。（すいません・・。）

優勝した館長ジュニア君との対戦の為に、対寝技を徹底して研究し、決勝に挑みました。

研究の成果も多少なりはあって判定にはなりましたが、完敗です。

間違いなく現在１番強い者が頂点に立ったと思います。

Ｍ上君本当におめでとう！

館長先生おめでとうございます！

現在の心境は・・・まだピンときていないというのが現状です。

本当に大悟とやってきたこの数年間は、一言では話せないものであり、でも今は、
よくやったな

と心の底から誉めてやりたいと思います。

っちゅうか誉めてやるもクソも、出来すぎなんですけどね。

大悟、中学生になったら絶対に全国へ、そして全国の頂点目指して頑張れ

お前ならきっと出来る

準備万端！

敵に勝つ！ちゅうことで、大悟の希望により豚カツを食べています。

昨年は、直前の剥離骨折等のアクシデントがありましたが、今年は順調に明日を迎えます。

もう何にも言うことありません。

大悟の精神状態もいいみたいです。

３日程前、学校の校外学習で奈良の大仏を見て来たらしいのですが、

いや～試合前に奈良の大仏さん見に行って良かったわ～何か凄いパワーを貰った気がするねん。

と神頼み発言も出ました♪
げん担ぎでも神頼みでも何でもえぇ、明日はリラックスして悔いの残らん戦いをするだけやね。

で、将来、

俺、小学校の時親父や弟と練習しててなぁ～。

全国予選の前の日に豚カツ食べて、で、試合は…

という感じでいい思い出にして欲しいですね。

頂上へは素質や体格、そして絶対にマグレでなんかで到達出来るものでもないし、本当に努力している者のみがたどり着けるところです。

そう考えれば、大悟も間違いなく頂上を目指す資格だけは持っています。

頂上を目指している子供達はたくさんいますが、そのように努力の過程を自信持って言えることは本当に誇りに思います。

しかし親父は、これまでの紆余曲折をしみじみ思い出してんのに、当の本人は、
誰やねん！？僕のエビフライ食べたん！？
一本も食べてへんぞ！

『……………。』(大和)

といつもどうりにしてますんで、ま、今日は最後のチェックだけして早目に寝ますかね。