今年4月にいちど新潟方面へカレイを狙って新規開拓をしました。
しかしそのときはホタルイカのシーズン真っ最中で、ほとんど何も
情報を得ることができませんでした。
今回の狙いは真鯛なのですが、選択すべき条件はカレイとほぼ同様で
まずは水深のあるポイントが最優先です。
上越周辺で水深のあるポイントを検索してみると、
市振漁港(いちぶりぎょこう)の記事が何件かヒットします。
漁港の堤防の先端は水深があって、カレイや真鯛が狙えるそうですが、
4月に初めてここを訪れたときは、立ち入り禁止の柵が設置してあり
先端まで行けませんでした。
同じアングラーでもルアーや落とし込みのような、竿を1本だけ持って
軽装備で移動しやすい釣り人ならば、容易に柵を乗り越えられるのですが、
私のように竿4本、三脚2本、タモ、タックルケース、クーラーボックス
をキャリアカートでゴトゴト運ぶ釣り人は、この柵を超えるのはひと苦労
です。
あの柵はどうやって超えるのだろうか?・・・
いくら検索しても誰も記述してません。
グーグル地図の3D航空写真を睨んでも、なかなか解り難くくてはっきり
しません。
もう一度自分で行って、この目で確かめてみないことには、夜も眠れません。
なので、確かめに行くことにしました。実行するのみ。
6月17日、梅雨の合間で天気が良さそうだったので、AM11:00板橋の自宅を
出発して、首都高速→関越道→上信越道→北陸道 のルートで
PM16:20現地に到着しました。今回は明るいうちに調査したかったので、
高速道路をフル活用・・・平日の昼間なので出費が嵩んで、非常に痛い
のですが、夜も寝られないぐらいの私の悩みの大きさのほうが遥かに重症で
した。
北陸道の親不知ICで降りて、怖い国道8号線をチンタラ走ると、市振漁港に
到着します。前回と同じく漁港横の駐車場へやってきました。
前回は真夜中だったし、外の海が荒れていたので、漁港の中から堤防沿いに
調査してましたが、今回は明るく天気が良いので、堤防の外側の砂浜から
進んでゆきました。
砂浜の砂が堤防の先端へゆくほど堆積していて、
駐車場に近いところは堤防は私の背丈より高いのですが、
先端へ行くにつれ、堤防は低くなります。
↓↓ ここまで重たいキャリアカートを引っ張ってきたので疲れてます。
外の砂浜から柵まで歩いてきました。
堤防の上にあがり、実質的に柵を超えた位置におります。
堤防の上から漁港のほうを見ました。
なんだ外側の砂浜から簡単に入れるじゃないか!!
堤防の上から堤防の先端のほうへ進んでみました。
堤防の先端でルアーマンが良型のキジハタを釣り上げていました。
先端付近から、振り返って漁港奥のほうを見ました。
し、しかし、内側の岸壁の上に降りられません。
歩いてきた堤防が高すぎて、ルアーマンのところまで行けません。
ハシゴが必要です。
ということで、脚立を持ってきました。
皆さん、バカは私だけで十分です。
汗ダクになって、砂浜を、キャリアカートを引っ張って堤防まで来て、
脚立を立ててハシゴにして堤防に上がり、荷物を引き揚げて、
さらに漁港の内側へ荷物を下して、堤防の先端までやってきました。
体力使いましたわー。
今回はできるだけ荷物を少なくしたので、竿は2本だけにしました。
エサはユムシとアオイソメの豪華セットです。
丸セイゴ16号のハリを通してハリ先を出して、
出たハリ先にアオイソメ2匹をチョン掛けしたものを
海底にふわっと置くイメージです。
日本海に向けてフルキャストしました。
ポチャンと水面に付いてから、オモリがどんどん沈んでゆきます。
20カウントぐらいあります。
深いですねぇ。
1時間毎にエサチェックしましたが、ユムシとセットにしたアオイソメは
何者かに奇麗に齧り取られてますが、ユムシだけは無傷で戻ってきました。
くそーっ、鯛はおらんのか?
鯛が居たら一発で飲み込むやろ。
ここまで苦労して来たのに、全くアタリが出ませんでした。
PM23:30まで粘りましたが、私のやる気が失せてきたので、撤収することに。
帰りは、来た道を逆に進むだけですが、疲れているし、眠いし、
またあの堤防をハシゴを掛けて荷物を引き揚げると思うと、
ゾッとしました。
まっ、無事に帰ってきましたので・・・。