稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

最近の稽古・あれこれ

2022年03月17日 | 剣道・剣術
コロナ&学校行事のため稽古少なし。
暖かくなって、少しずつムカデシャット(害虫忌避剤)が売れ始めた!

3月2日、長正館剣道稽古
3月4日、なんば養正会
3月5日、長正館一刀流稽古(定例)
3月6日、長正館月例稽古(一刀流・剣道)
3月12日午前、往馬玄武会
3月12日夜、長正館一刀流指導者強化稽古
3月16日、長正館剣道稽古
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3月2日、長正館剣道稽古


写真は終礼時に竹刀の破損について話しているところ。
初心者指導の際に、K芦五段の目の上に、初心者の竹刀が折れて当ったらしい。
そういや、初心者の竹刀点検を疎かにしていた。ヒヤッとした。

以前も、なんば養正会の古参の竹刀がボンド修理の粗悪竹刀だったので注意したことがあった。
事故はいつ起こるかも知れない。改めて気をつけようと思った。お相手の竹刀点検も時々しないとね。

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3月4日、なんば養正会


写真はベタな基本稽古のあとの回り稽古。1分間の立合いを6回する。
自由稽古の時に稽古出来ない相手とも稽古出来るのが新鮮で良い。
あえて勝負は捨てる。捨てると自分の欠点が良くわかる。課題も見えてくる。

今年度はほとんど来れなかった。
休会扱いにしようかとも思ったが、休会するとますます足が遠のいてしまう。
なんば養正会は大阪での古巣なので縁が切れるのも悔しい。
新年度はもう少し来れるように段取りしたい。

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3月6日、長正館月例稽古(第一部、一刀流)


M氏の打方特訓が中心。
早期の上達を望む。

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3月6日、長正館月例稽古(第二部、剣道)


出稽古の方が3人で合計7名。
最後に昇段審査の立合稽古を行った。

自分としての反省は、最近、相手によって剣風が変わる事。
同じ剣風ですべてをカバー出来ると良いのだが、これが難しい。。

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3月12日午前、往馬玄武会


暖かくなってS山六段が復帰。計6人での稽古となった。
S山六段は梅門会(近大剣道部OB)の名札で警察官上がり。
久々の稽古のはずだが強烈な小手を戴いてしまった。さすが。

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3月12日夜、長正館一刀流指導者強化稽古


初心者指導のために、どうしても自分の稽古が不足がちになる。
この日は大太刀、払捨刀の集中稽古。細かいところまで仕上げていく。
あっと言う間に時間が過ぎる。こういう集中稽古は良いものだ。

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3月16日、長正館剣道稽古


子供2名、大人7名の合計9名。
見学者1名で、お話を伺うと昔、長正館で剣道をされていた方だとか。
来週から来られるとの事。なんだか嬉しい。

稽古はH井七段と久々にお稽古いただいた。
七段同士だと本当に良い稽古が出来るものだと感じた。
稽古の質を高めることも大切である。
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最近の稽古・あれこれ

2022年02月27日 | 剣道・剣術
コロナのため稽古少なし。
確定申告のため時間的余裕なし。

2月5日午前、往馬玄武会
2月5日夜、長正館一刀流稽古(定例)
2月11日、長正館一刀流愛知稽古
2月19日午前、往馬玄武会
2月19日夜、長正館一刀流稽古(定例)
2月20日、長正館月例稽古(一刀流・剣道)
2月23日、長正館剣道稽古
2月26日午前、往馬玄武会
2月26日夜、長正館一刀流指導者強化稽古
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2月5日午前、往馬玄武会


タコ入道のような上の写真はカメラをセットしているとこ。
合計5人での稽古は回ると一人が休憩出来るのでありがたい。
寒い冬でも真剣に稽古すると汗をかき息が上がる。

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2月5日夜、長正館一刀流稽古(定例)


初心者組と、打方養成組と、大きく2つに分けて稽古。
どうしても剣道経験者のほうが筋が良く安定して成長する。
月に2回の定例稽古だけでは稽古が少ないので自習をお願いしておいた。

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2月11日、長正館一刀流愛知稽古


コロナ禍のため大阪に来れない愛知県在住者のための臨時稽古会。
わけあって最初で最後の愛知での稽古となった。久々にほぼ全ての形を打った。
高速ばかりを使うと車(デリカD5)の燃費がほぼ14km/Lになることもわかった。

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2月19日午前、往馬玄武会


3人だけだったので、実戦的な基本稽古を中心とした。回り稽古も2回。
個人的に「準備運動のような基本稽古」は嫌いである。
おかげで良い稽古になった。

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2月19日夜、長正館一刀流稽古(定例)


打方特訓中の者には敢えて厳しくした。
打方がミスするとどちらかが怪我をする。
木刀による打撲痛は数か月も響くのだ。
もちろん強く当たれば骨折もする。骨折したら数年痛む。
心して打方を稽古すべし。

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2月20日、長正館月例稽古(第一部、一刀流)


必然的にM本氏の打方特訓となった。
寒い日だったがM本氏の額には汗が流れる。
熱心なのは良い事だ。頑張って欲しい。

2月20日、長正館月例稽古(第二部、剣道)


K藤六段は一刀流の独り稽古をするとかで5人での剣道稽古となった。
基本稽古のあとは回り稽古。そのあとは自由稽古となった。



自由稽古でF本六段に打ち込んだあと、足が止まらず滑って腰を打ってしまった。(上の写真)
1月に足先を怪我したので、予防に足袋を履いたのだが、これが異常に滑るのだ。
高価な革足袋では無い。普通の黒足袋である。足袋を履く時は水で湿らせたほうが良い。
これを書いている一週間後もまだ少し痛みがある。

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2月23日、長正館剣道稽古


ちょっと早めに来たので、平日来れないK藤六段と一刀流の形を稽古する。
人数が少ないので剣道形もやってみた。稽古不足の者一名を発見する。
中学生のK君が来たので基本稽古+回り稽古。K藤六段は見学。

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2月26日午前、往馬玄武会


写真はカメラが動作しているか確認しているもの。
19日の一刀流の稽古では、なぜか途中で録画が止まっていた。(原因不明)

稽古ではH名五段が(意識としての)縁が切れるクセがあるので徹底的に攻め上げた。
剣道も剣術も、いかなる場合でも打ち込む姿勢と気持ちが大事である。

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2月26日夜、長正館一刀流指導者強化稽古


定例稽古では初心者や中堅指導ばかりで指導者層の稽古が出来ない。
おまけにコロナのせいで稽古日数も少ない。だからこその指導者稽古。
この日は2人だけだったので、かなり掘り下げた稽古をやってみた。

ふふふふ・・楽しい・・・・
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最近の稽古・あれこれ

2022年01月25日 | 剣道・剣術
昨年から更新していなかった・・・

12月22日、長正館
12月23日、木曜会(誠先生の剣道教室)
12月25日午前、往馬玄武会
12月26日、修道館生駒支部主催稽古会(生駒武道館)
1月5日、長正館
1月8日午前、往馬玄武会
1月8日夜、長正館一刀流稽古
1月9日、無門会(島本町)
1月12日、長正館
(15日は大阪府道場連盟の初稽古会の予定だったがコロナのため中止になった)
1月16日、滋賀県有志稽古会
1月22日午前、往馬玄武会
1月22日夜、長正館一刀流稽古

なお、コロナのため、
1月20日~木曜会中止
1月26日~長正館剣道稽古中止
1月29日、禮楽堂指導者講習会中止
1月30日、市川の宏道会訪問中止(東京行き中止のため)
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12月22日、長正館


稽古仕舞いなので集合写真。
この日は初心者はH井七段、防具組はF六段に任せ、私は初段審査のK君とA君の剣道形特訓のみで防具は着けなかった。

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12月23日、木曜会(誠先生の剣道教室)


基本稽古のあと、七段元立ちで指導稽古。そのあと自由稽古。
わかっていても思うような剣道は出来ない。構えも攻めも打ちも残心も。
途中から息が上がってきて足も動かない。基礎体力の無さを痛感する。

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12月25日午前、往馬玄武会


3人だけだったので木曜会に準じた基本稽古。
特に返し胴に重点をおいて稽古した。効果はあったと思う。

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12月26日、修道館生駒支部主催稽古会(生駒武道館)


長正館のK藤六段、宝剣会のH田七段も誘って参加した。
K本八段もお見えになり、修道館のN西先生の進行で審査向けの基本稽古と自由稽古。
特に「2分間で4本限定の打突稽古」が良かった。2分間で攻め切っての4本の打突。これは良い。
自由稽古では久々にK本八段にお願いした。最後はボコボコにされた。
「なんやワシより2つ年上か、今度から加減したるワ」と言われてしまった。
K本八段は呼吸を読ませず呼吸を読む・・・こちらが息を吐いて吸う瞬間に打たれているのだ。

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1月5日、長正館


初心者が来なかったが、K君が木刀だけ持ってきた。
で、剣道形の特訓を繰り返し繰り返し行う。昨年とは段違いに良くなった。
審査では相手が間違うと、注目されるのと、上がってしまうので落ちる確率か高くなる。
今度は大丈夫だろう・・・と思った。

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1月8日午前、往馬玄武会


もう少しまともな剣道が出来ているかと動画を確認するが、
打ちたい、打たれたくないがモロに出て、手先で打ったりしてしまっている。
基本稽古で上手く出来ても、地稽古の中で崩れては何にもならない。恥ずかしい限りだ。

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1月8日夜、長正館一刀流稽古


一刀流の稽古始め。
初心者はK藤指導員に任せ、熟練組は打方養成稽古となる。
最後に五点をやったが久々なのでぎこちない。独り稽古の限界か。

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1月9日、無門会(島本町)


失敗した!
島本町のこの学校の体育館の床は固い。
おそらくコンクリートの上に直接木材を敷き詰めているのだろう。
乱戦になって、その場で古流のような面を打ったら右足踵を痛めてしまった。
そのあと気を付けて稽古をしていたが段々と痛み始めてきた。ちとヤバイかも。

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1月12日、長正館


私はK君の剣道形を中心に。後半、少しだけ地稽古に参加。
踵が痛むのでサポーターを着けたがやはり痛い。無理は禁物。歩み足の剣道。
歩み足の剣道は異端だがけっこう好きかも。
コロナのため、この日から立ち礼にした。

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1月16日、滋賀県有志稽古会


N村先生主催の稽古会。京都のO方八段も参加。
気を練る方針の基本稽古のあと自由稽古。
三重の岡田さんには気で押される。わかっていても押される。
稽古後に秘伝を教えてもらった。なかなか出来るものでは無いが意識してみよう。

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1月22日午前、往馬玄武会


基本稽古、2分間の回り稽古、実戦的な既婚稽古、2分間の回り稽古。
踵が痛むのでサポーターを2つ重ねて稽古した。かなりマシ。
相手が間合いに入ってくるのは構えが甘いからか・・・と悩んでいる。
八段先生に懸かると、迂闊に入って行けない。何が違うのだろう。

回り稽古の途中で相手の足とぶつかり、左足指の古傷がぱっくり割れて血が噴き出した。
テープを巻いても何をしても止まらない。道場の床が血だらけに。
仕方が無いのでビニール袋を指に巻き付けて、その上から電工用のビニールテープを巻き付けた。
ビニールの中は血で真っ赤になったが何とか稽古は出来た。これを書いてる最中もまだ痛い。

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1月22日夜、長正館一刀流稽古


前回と同じく、初心者はK藤指導員に任せ、JM氏を見本に打方養成稽古。
しかしなかなか上手く出来るものでは無い。打方が間違うと事故(怪我)も起こる。
自宅での復習をお願いしておいた。
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最近の稽古・あれこれ

2021年12月22日 | 剣道・剣術
思うように身体は動かないし、動いちゃいけない心は動く。
本当に剣道は奥の深いものだと改めて認識している次第である。

11月27日午前、往馬玄武会
11月27日夜、長正館一刀流稽古(指導者強化稽古)
12月1日、長正館
12月2日、木曜会(誠先生の剣道教室)
12月4日午前、往馬玄武会
(夜の一刀流稽古は往馬玄武会の忘年会出席でお休みした)
12月5日、長正館月例稽古
12月8日、長正館
12月9日、木曜会(誠先生の剣道教室)
(12月11日の往馬玄武会と一刀流は所用でお休みした)
12月15日、長正館
12月16日、木曜会(誠先生の剣道教室)
12月18日午前、往馬玄武会
12月18日夜、長正館一刀流稽古
12月19日、長正館月例稽古
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11月27日午前、往馬玄武会


4人で稽古。基本稽古でも手を抜かないよう気をつける。基本稽古が一番しんどい。
右手前が私だが、構えると顔全体が前に出てるのが気になる。姿勢がイマイチである。

姿勢は稽古の時だけ意識していても直らない。
普段の生活の中、特に歩く時に修正していくことが大事だと思う。
私はもともと猫背で姿勢が悪かったのだ。通勤電車と歩く時に意識して直した。
いまは座り仕事が多いので、徐々に悪くなってきているようだ。ああ。。

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11月27日夜、長正館一刀流稽古(指導者強化稽古)


小太刀と合小太刀の技の統一と伝達のため、指導者のみの稽古。
定例稽古ではほとんど稽古して来なかったので若干のズレがある。
長正館としての技の統一化が目的。あっと言う間の2時間だった。

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12月1日、長正館


初心者指導をH井七段に見てもらう。いつもながらにありがたい。
H井七段は豊中の大きな剣友会で子供の指導をしていたのか初心者指導が上手である。

私など、ほとんど何~んにもわからないまま防具を着けたような記憶しか無く指導は苦手だ。
打ち込み、切返しの動作が出来るまでは、根気のいる指導が必要になる。
週一回の稽古しか無い長正館では、なかなか上手くならないのがもどかしい。

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12月2日、木曜会


今回より立ち合い稽古が行われるようになった。
七段元立ちで2分半、何回かやったあと相手自由で1分半。
同じ木曜会なので、基本通りの攻めと打ちと残心を使っての稽古となる。
これは良い。思っていてもやれてない事が露見してしまう。
疲れてくると気が抜ける瞬間が何回もあった。反省多し。体力欲しい。

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12月4日午前、往馬玄武会


4人で稽古。構えを意識する。鎬を意識する。打ったあとで気を抜かない。
ここでの稽古は(相手にもよるが)木曜会の復習の場としての位置付けが強い。

夜は学園前の魚民で朝と同じメンバーで忘年会。(夜の一刀流稽古はお休みした)
飲み放題のラストオーダーで註文した2合とっくり4本が効いた。
あとの記憶がほとんど無い。気が付いたら午前3時で、火の消えたストーブの前で猫と寝ていた。

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12月5日、長正館月例稽古(前半・一刀流)


小太刀と合小太刀の稽古。
ゆっくり動作を確認して理合を説明しながら行う。
(写真は形の一部では無く理合の説明をしているところ)

12月5日、長正館月例稽古(後半・剣道)


長正館6名+出稽古2人。
二日酔い気味なので動きが鈍いのを感じる。
相手が下がった時の追い込みが不充分である。足が遅れる感じ。
要望があったので、昔やってた二刀を少しだけやった。鈍足二刀になってた。

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12月8日、長正館


F六段から要望があったので二刀で稽古。
思っていたより上手く遣えなかった。意識と身体のギャップがある。
二刀にはまっていた時期もあったが今は一刀のほうが面白い。

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12月9日、木曜会(誠先生の剣道教室)


基本稽古+七段元立ち稽古。
最後に、指導稽古の心構え、やり方、
そして懸かる稽古の心構え、やり方を改めて説明していただけた。
自分の課題が明確になってくる。頑張らねば。

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12月15日、長正館


初心者はH井七段に任せ、防具組の稽古指導。
A兄君は中学生で剣道部。滅多に長正館の稽古には来ないが来年1月の初段審査がある。
久々に稽古したら、打つのは小さいが、打ったあと竹刀を高く上に伸ばしてしまう。
「打ったあとは自然に上がる程度だ」と何回注意しても身に沁みついているのか直らない。
どうやら中学校の部活でそうしろと教えられているそうだ。
打った勢いで上がってしまうのならまだしも、上げることだけ強調されてもおかしいだけ。
困ったもんだ。

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12月16日、木曜会(誠先生の剣道教室)


基本稽古+七段元立ち稽古+自由稽古。
自由稽古で久々にS山七段(女性)と稽古した。(写真の中央がS山七段)
前に稽古した時はS山さんは六段だった。さすがに七段になり強くなって攻めあぐねた。
経験上、強い女性と稽古する機会も少なく、ましてや七段の女性との稽古は初めてだ。

私が六段受審の時と、七段受審前の審査立ち合い稽古で女性とあたったが、
当時、うかつに前に出て出小手を打たれやしないかと、どうして良いかわからなかった。
色々な人との稽古は勉強になる。木曜会の稽古は楽しみである。

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12月18日午前、往馬玄武会


K川さんと二人だけの稽古となった。まずはご要望で、木刀による剣道基本法。
久々なので、言い訳になるが、私も心もとない。いやはや冷や汗かきながら勉強になった。



防具稽古は基本だけ。
基本と言っても準備運動的な基本稽古では無く体幹を意識したものと理合のある技の稽古である。
大きく切り返しをしたあと、①面打ちの基本中の基本的なもの、②打ってからの体捌きと引き残心の方法、
③実戦的な返し胴の基本中の基本動作、④相手の剣風の違いによって変える実戦的な小手打ち。

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12月18日夜、長正館一刀流稽古


K藤さん、K澤さん、SRさんは、東京開催の禮楽堂の一刀流講習会に参加のためお休み。
ちなみにこの講習会へは千葉在住の元長正館館員のM上さんも参加している。

K藤さん担当の初心者組はFさんに任せ、打方養成の3人は私が指導。
仕方が出来ても、打方になると順番も理合も混乱してくる事が多い。
順番だけでも覚えないと打方は務まらない。

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12月19日、長正館月例稽古(前半・一刀流)


月例稽古は大概にして二日酔い気味である。
昨夜はワインに合う料理だったので赤ワインを出した。
缶ビール(発泡酒だよ)のあとワインを一本空けてしまった。
あきらかに飲み過ぎ。藤さんに「アルツハイマーになりますよ」と忠告された。

稽古は小太刀と合小太刀。
いつもは独り稽古メインだが相手がいるとやはり違って勉強になる。楽しい。

12月19日、長正館月例稽古(後半・剣道)


写真は剣道初段のTちゃん(中学生)。
最近は打ちも強くなったし、良いタイミングで打ってくるようになった。
2回かかってきたので、2回目は少し互角稽古っぽくしてみた。
高校生になっても剣道は続けて欲しいぞ。
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最近の稽古・あれこれ

2021年11月26日 | 剣道・剣術
ああだこうだと悩みながら稽古してます。
もう夢に出てくるほど稽古のことばかり考えてます。

11月3日、長正館
11月6日午前、往馬玄武会
11月6日夜、長正館一刀流稽古
11月7日、長正館月例稽古
11月10日、長正館
11月17日、長正館
11月18日、木曜会
11月20日午前、往馬玄武会
11月20日夜、長正館一刀流稽古
11月21日、長正館月例稽古
11月23日、大手前高校剣道部
11月24日、長正館
11月25日、木曜会(誠先生の剣道教室)

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11月3日、長正館


文化の日で休日なので、初心者は来ず、S口姉さん、K藤六段が来た。
I口二段とは前から約束していた直心影流風の稽古をしてみた。
竹刀は3尺2寸。切返しは正面打ちから歩み足で左右面、二回目は乗り突きから歩み足で左右面。
地稽古は取っ組み合いや蹴り技も出たので「これは禁止しよう」ということになった。
やってみないことにはわからない事も多い。ちょっと色々試したい。

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11月6日午前、往馬玄武会


4人だけ。A藤先生はお休み。必然的に指導することに。
木曜会風に、遠間で構え、触刃交刃大切に、鎬を意識し、自分の間合いで右足攻め出し面を打ち、残心まできっちりとの稽古。
簡単なことのようだが、なかなか出来るものでは無いのがこの原則である。
どうしても、遠間から勢いで打つことに身体も意識も慣れてるからだ。

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11月6日夜、長正館一刀流稽古


初心者組と、打方養成組、そして熟練組に分けて稽古。
熟練組は大太刀60本、刃引を稽古。特に刃引は稽古不足の者もいて、分解してゆっくり理合を説明した。

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11月7日、長正館月例稽古

(前半は一刀流稽古)

小太刀合小太刀の稽古をしようと思っていたが、
打方養成中のM本氏が来たので、M本氏の特訓稽古となった。


(後半は剣道稽古)

手前で対峙しているのは3尺2寸竹刀での歩み足剣道。他の者は全剣連剣道。
直心影流風の稽古だが市川の宏道会の剣風に近いかも。どうしても剣道風になるのは否めない。
せっかくの一刀流道場なので色々試してみたいのだ。

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11月10日、長正館


①完全初心者、②面未着初心者、③面を着けたが切返しまだまだ初心者、④そして普通に稽古が出来る者。
①をF六段、③を私、④はH井七段、②を手の空いた者が見るという形で稽古をした。
打ち込みと切返しを、打つほう受けるほう両方出来るまでが大変である。
ここまで出来たら防具組に混じって稽古が出来る。
それまでは指導者は我慢がまん。。。

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11月17日、長正館

(私は右奥で、K君の剣道形特訓)

①完全初心者、②面未着初心者、③面を着けたが切返しまだまだ初心者、④そして普通に稽古が出来る者。

先週に引き続き、①はF六段、④はH井七段に任せる。
私は④のうち初段審査を受ける者の剣道形指導。
こうなると②と③は自分たちで自習してもらうしかない。
横目で見ながら時々アドバイスするという形で稽古を進める。

自分も面を着けようかと思ったら初段を受けるA君が「木刀基本法わかりませ~ん」と言ってきた。
自分で自習しておけと前から言っておいたのに。部活でもやってるから安心していたのに。
しばらくやってなかったので審査で必要な、1、2、5、6、8を裏表何回かする。
そのうち時間切れ。あとは自習しておけと言って終了。とうとう面は着けずじまい。
これを書いている現在、一級審査も初段審査も受かったらしいのでヤレヤレという思いだ。

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11月18日、木曜会


2年ぶりぐらいに初心者のO野君が来た。
成り行きで私が面倒を見てたので、この日も隅っこで打ち込みと切返しの稽古をする。
時には面を外して手刀で足捌き。時には近間で手と足の動きの一致。
あれこれ試して切返しの受けもさせてみる。
最近は長正館でもここでも初心者指導ばかりである。勉強にはなるけどね。

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11月20日午前、往馬玄武会


ここでは基本と回り稽古を交互に行う。
最近は基本で手と気を抜かないように意識している。
手を気を抜かない基本稽古は無茶苦茶に疲れるが間違っていないと確信している。

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11月20日夜、長正館一刀流稽古


初心者組、打方養成組、熟練組に分かれて稽古。
ともかく全体のレベルを上げることが急務である。
方向性は間違っていない。先も明るい。

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11月21日、長正館月例稽古

(前半は一刀流稽古)

小太刀初心者への指導。
小太刀の足捌き、切落しの方法、理合を一つずつ説明しながら進めていく。


(後半は剣道稽古)

リクエストに応えて10数年ぶりに二刀で稽古してみた。全部では無いが。
頭で憶えているスピードで振れない。打ちが遅い。
私の二刀は二天一流武蔵会で学んだものだが剣風は戸田範士の二刀が好みである。
戸田範士の二刀は、いま思い出しても迫力があった。

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11月23日、大手前高校剣道部


滋賀の稽古会を(午後からの仕事の関係で)急きょ取りやめ、朝9時からの大手前高校剣道部の稽古に参加。
ここは一刀流同門のJMの道場である。稽古は打ち込みなどの激しい部分は見学だけにさせてもらった。
さすがに高校生と同じメニューはこの年ではきつすぎる。最後は久々にJMと稽古した。楽しかった。
終了後に一刀流の稽古。仕方に徹して刃引以外を全部稽古した。

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11月24日、長正館


超初心者と初心者がお休み。
防具初心者はH井七段にやってもらって久々にフルで稽古が出来た。
写真は試合巧者のH尾三段に面を打ったところを返されて下がり面を打たれる直前の図。
今から思えば不用意に面を打ってしまったと思うが、若者相手だと意表をつかれるので注意すべきである。

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11月25日、木曜会(誠先生の剣道教室)


わかったつもりで抜けている基本の再認識の場。
体幹、そして技前の重要さ、そういったものを繰り返し稽古する。
私にとってとても大事な稽古の場である。ありがたい。
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最近の稽古・あれこれ

2021年10月28日 | 剣道・剣術
ようやく以前のペースに戻りつつある。
しかし、なんば養正会にはなかなか行けない。
長正館の館長となって、すべきことがあまりに多いのだ。

10月6日、長正館
10月7日、木曜会
10月9日、滋賀県有志稽古会
10月10日、長正館月例稽古
10月13日、長正館
10月14日、木曜会
10月16日午前、往馬玄武会
10月16日夜、長正館一刀流稽古
10月20日、長正館
10月21日、木曜会
10月23日午前、往馬玄武会
10月23日夜、長正館一刀流指導員強化稽古
10月27日、長正館

ここまで書いて、やっぱり月曜日に、なんば養正会は行けそうに無い・・と思った。
仕事もあるし、体力的にも、もう無理は効かないのかも知れない。

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10月6日、長正館


初心者はF六段に見てもらう。
久々の長正館の稽古なので基本打ちをメインに稽古。
自分的には地稽古は無しで、K君の剣道形稽古となった。

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10月7日、木曜会


素振りのあとは面を着けてひたすら基本の面打ち稽古。
お相手は大学生のN原君。いやはや、彼の面打ちは私の倍速ぐらいの感覚がする。
ともかく木曜会の基本稽古がありがたい。ぎこちなさが少しマシになったかな?

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10月9日、滋賀県有志稽古会


往馬玄武会はお休みして、仕事仲間で剣友の尾鷲の岡田さんに誘われて甲南のB&G海洋センター。
滋賀のN村先生が主催で、京都のO方八段も来られた。剣道形、基本稽古、回り稽古。
けっこう暑くてバテたが良い稽古が出来た。岡田さんとも何年かぶりの稽古が出来た。
甲南は思ったより近かった。高速使って自宅から1時間ちょい。
帰りは一般道を使って信楽経由で帰ったが、途中でナビがとんでもなく細い道を選んで恐怖だった。
帰りも高速使えば良かったと反省している。

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10月10日、長正館月例稽古

(第一部、一刀流稽古、4人だけだったので高上極意五点を稽古した)


(第二部、剣道稽古)

出稽古3人。ここでしか顔を合わせない者もいる。
久々に同門のK藤六段と稽古が出来た。
彼は長正館より無門会や講習会での稽古が多い。

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10月13日、長正館

(終礼時、「面紐は短くしましょう」と言っているところ)

一般はH井七段に任せ、初心者はF六段に任せた。
私は超初心者組の素振り指導。たかが素振り、されど素振り。
前後素振りは出来ても左右面は難しい。手首の返しでつまづいてしまう。
最後に地稽古に少しだけ参加した。

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10月14日、木曜会

(終礼で、打つべきところは「相手が打とうとしたところ」の説明)

素振りの後はひたすら(各種)面打ちの稽古。
土台となるべきこの面打ちが安定しない。体幹がブレるのを自覚する。

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10月16日午前、往馬玄武会


参加者4人だけ。偶数で少人数だと基本稽古だけでもかなり疲れる。
最近は基本稽古で手を抜かないことを意識しているのでなおさらだ。
回り稽古では木曜会のおさらいをする。右足スイッチ。

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10月16日夜、長正館一刀流稽古


初心者はN村副館長に任せ、打方強化稽古はK藤指導員に任せた。
あとはJMと私とが指導しながら、大太刀、払捨刀、刃引、高上極意五点、小太刀を行う。
合小太刀は時間切れで出来なかった。

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10月20日、長正館


F六段が仕事で来れなくなったので、素振り、初心者指導を行う。
初心者指導も、Kすけ君は初めて面を着けさせたので、別枠で正面打ち稽古。
横目で素振り組3人を見ながらの指導である。自分の稽古は出来ず。

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10月21日、木曜会

(終礼時、「自分の道場で木曜会の稽古と同じことが出来るように」という話)

ひたすら面打ち。最後は相面の稽古。
ここでも面打ち稽古は貴重である。欠かせない稽古だ。

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10月23日午前、往馬玄武会


基本稽古、回り稽古、休憩、基本稽古、回り稽古・・というパターン。
打ちを狙うと姿勢が崩れるのがわかる。崩れて打って当たるとそれがクセになる。
動画を見て反省。反省点は多い。多いので進歩もあるのだろう。

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10月23日夜、長正館一刀流指導員強化稽古


理事会のあと一刀流小太刀と合小太刀の稽古。
いやあ、面白かった、充実した。方向性も見えて来た。

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10月27日、長正館


超初心者組はF六段、一般組はH井七段に任せ、
面を初めて着けたKさんとKすけ君に打ち込みと切返しの稽古を行う。
最後は「2人で稽古しといて~」と言って地稽古の中へ入った。

一刀流のI口氏と、お互いに3尺2寸の竹刀で稽古をしてみる。
一方が短い竹刀だと違和感があるが、お互いだとさほどに違和感は無い。
相面では、鍔と鍔がぶつかり合う。剣道形四本目もこの間合が正しいと思う。
陰やら陽やら脇構やら、一刀流の構えを試してみるが技は出ない。
この3尺2寸竹刀での稽古をどうしていくかは手探りの状態である。

残り時間でK君の剣道形指導。
長正館の稽古量は少ないので、各自自習は欠かさぬように!と言っておいた。

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館長となり、総責任者となったので、ちょっと自由にあれこれ試している。
一刀流稽古も剣道稽古も、先は見えないが明るい兆しが見えている。
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最近の稽古・あれこれ

2021年10月05日 | 剣道・剣術
稽古はテーマ・・というか課題を決めて愚直に繰り返している。
不器用なのでいくつもの課題を同時にこなす事は出来ない。せいぜい2つ。
なかなかうまく出来ないが稽古の方向性は間違っていないと思う。

9月19日、無門会
9月20日、なんば養正会
9月23日、川上村有志稽古会
9月25日、往馬玄武会
10月2日、往馬玄武会

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9月19日、無門会(島本町)


無門会は幅広く20名以上が集まった。
けっこう暑かったので休み休みしながら5人とだけ稽古。
ここは同門のK藤六段が常連さんなので久々に稽古した。
同じ長正館でも剣道は活動場所が広範囲でなかなか重ならないものだ。

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9月20日、なんば養正会


緊急事態宣言下なので時短稽古。
基本打ちのあとは回り稽古のみ。
回り稽古のみだが、懸かるほうは待ち時間が無いので効率的だ。
久々にT木七段と稽古した。動画を見ると自分の悪いクセがわかる。動画は大事だ。反省多し。

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9月23日、川上村有志稽古会


仕入先でもある尾鷲の岡田さんと参加。
木刀による剣道基本法、剣道形、立ち合い稽古、回り稽古。
木刀基本法では、級審査に出ないところがウロ覚えで恥ずかしかった。
剣道形は自信があったつもりだが上垣範士に残心を指摘された、大変勉強になった。
立ち合い稽古はイマイチ。見ていた岡田さんに「粕井さん、足が悪いよ」と言われた。
面を打つ時に変なクセが出てくる。足は直したい。

回り稽古を開始して10人ぐらい目で左足の「ふくらはぎ」がピクピクし出した。
誤魔化してやってたがますますおかしい。ピキピキと切れそうになる感じ。。
切れるほど痛めたら治すのに数か月以上はかかるのでリタイアした。
無理は禁物。

自宅から行きで2時間50分、帰りで2時間半かかった。
お彼岸渋滞からなのかな?
剣道よりも車の渋滞で疲れ切ってしまった。

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9月25日、往馬玄武会


無理の無い範囲で足ばかり意識して稽古した。
意識すると少しはマシだが夢中になると乱れてしまう。

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10月2日、往馬玄武会


上の写真。手前の左が私。
これが私の駄目な足の典型なのである。
右足を少し前に進めて攻め足とするのは良い。
そこからが駄目。出し過ぎて前に蹴り出すような形に(一瞬だけ)なってしまう。
首が前に出るのもみっともない。



そのあとは形的にはマシになっている。
しかし前後に体軸がブレているので相面で打たれてしまっている。

基本の面打ちの積みかさねの重要性をつくづく思い知らされている。

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10月4日から、なんば養正会の稽古は通常時間でやっているが、
ふくらはぎに違和感があるので休みにした。無理は禁物。我慢我慢。
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最近の稽古・あれこれ

2021年09月14日 | 剣道・剣術
真夏に比べて少しは涼しくなったかもしれないが湿度はそれなりにある。
剣道は面を被っているので気温が少し低くても湿度で呼吸が苦しい。
マスクをしていると酸欠状態になってくるのがもろに感じられる。
非常事態宣言、延長、再延長とかで、もうどちらが常態なのかわからなくなった。
好きな時に稽古が出来て、好きな時に酒を飲めるような日は戻ってくるのだろうか。

8月28日、往馬玄武会
8月31日、なんば養正会
9月4日、往馬玄武会
9月5日、無門会
9月11日、往馬玄武会

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8月28日、往馬玄武会(生駒市武道館)


生駒一振会から2名の参加で合計7名での稽古。基本稽古と回り稽古。
異なる剣風の者が入ってくると面白い。
この日は不用意な面を打って出小手を2ついただいた。

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8月31日、なんば養正会(大阪府立体育会館)


コロナ対策のため、18時25分~19時半の稽古なのでなかなか行けない。
この日も基本稽古には間に合わず自由稽古から参加。8人と稽古。
鎬、崩れない事、振りは小さめに・・・の3つを自分の課題とした。

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9月4日、往馬玄武会(生駒市武道館)


6名で、基本+回り稽古。
返し胴は基本打ちだとぎこちない。回り稽古だと問題は無い。
不思議だ。意識し過ぎるせいだろうか・・・

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9月5日、無門会(島本町体育館)


15時からの稽古なので(遅れたが)参加出来た。合計21名の参加。
同門のK藤六段も来ていた。彼は自宅が島本町から近いのだ。

京都のO川先生と初めて稽古が出来た。良い稽古だ。
翌日、仕入れ先の三重のO田さんに聞いたら「京都で親しくしている稽古仲間だよ」と言われた。
おやおや、やはり剣道界は狭いものだ。
写真の右から二組目で構え合ってるのがO川先生と私(向こう側)である。

9月12日も稽古があったが12時からなのであきらめた。
12時からの時は仕事的に無理である。日曜日は本当に忙しい。

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9月11日、往馬玄武会(生駒市武道館)


同門のK芦五段はお休み。
N岳五段は基本稽古でアキレスを痛めて早々と帰った。
残った4人で基本稽古と回り稽古。
回り稽古は2回やったが、一回目は3分で長く感じた。
湿度が高いせいもあるが、回り稽古で3分間、気力を継続することは難しい。
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全日本剣道道場連盟の発足と看板

2021年09月13日 | 剣道・剣術


2017年7月に閉館した長正館(現在も稽古は存続中)には、
“全日本剣道道場連盟本部”の看板が掲げてあって、長らく「なぜなんだ?」と不思議に思っていた。

以下は、今年7月に亡くなった井上勝由先生からお聞きした話。

全日本剣道道場連盟は、昭和36年から37年にかけ、大阪にて、
長井長正先生の師である吉田誠宏先生が全国の有志に声をかけ創立に向けて尽力した。
吉田誠宏先生の右腕として事務をされていたのが長井長正先生で、そのお手伝いを井上勝由先生がされていた。

吉田誠宏先生が亡くなられた後、吉田誠宏先生の志を継ぎ、
長井長正先生が大阪府剣道道場連盟の結成と運営に尽力された。(事務的には井上勝由先生が中心となっていた)
その後、長井長正先生は長正館を立ち上げられ、長井長正先生が亡くなられたあと井上勝由先生があとを引き継いだ。

大麻勇次先生は明治20年生まれで武専(大日本武徳会武道専門学校)では吉田誠宏先生(明治22年生まれ)の先輩にあたる。
発足の委員長は大麻勇次先生だが、実際に尽力したのは委員の吉田誠宏先生だった。
そして大麻勇次先生は全日本剣道道場連盟の初代会長に就任された。
その後、組織の中で、大麻勇次先生や小澤丘先生(明治33年生まれ)などと意見の食い違いがあって、
吉田誠宏先生は全日本剣道道場連盟と距離をおかれたらしい。

写真の「全日本剣道道場連盟本部」の看板は吉田誠宏先生の自筆で、
東大阪市善根寺の聖和道場(吉田誠宏先生のご自宅にあった道場)から長正館に移され、2017年7月まで道場に掛けてあった。
つまり、全日本剣道道場連盟の発足時は、東大阪市善根寺(旧枚岡市(ひらおかし)善根寺)の聖和道場に本部があったということになる。
看板は、現在、長正館の三代目館長である粕井が奈良の自宅に保管している。
長正館の道場を閉鎖する際に、捨てるに捨てられず、粕井が自宅に持ち帰ったというのが本当のところである。


(長正館の資料箱から出て来た封筒)


(全日本剣道道場連盟発足時の連盟規約)



この連盟規約には、本部は大阪の聖和道場とある。


(連盟への参加申込書に書かれた面々)

この時の集合場所は吉田誠宏先生の聖和道場である。

昭和38年6月20日の「全道連発第一号」の報告書には、事務連絡所は岐阜の双柳館浅川道場になっているので、
吉田誠宏先生は、この時点で全日本剣道道場連盟と距離を置かれたものと推測する。


(のちほど改訂された連盟規約)


(吉田誠宏先生は監事となり、大阪地区委員は未定になっている)

連盟規約は改訂された。吉田誠宏先生は監事という脇役に追いやられている。
近畿地区の責任者が未定になっているのが如実に混乱を現わしていると思う。
吉田誠宏先生が連盟と距離を置かれ、あわてて連盟規約を改訂したのだろうか?
全日本剣道道場連盟の歴史の表には出てこない長正館の裏話である。

【参考1】吉田誠宏先生について
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20181116/

【参考2】「水平の行者 栗須七郎」吉田誠宏のこと
https://blog.goo.ne.jp/kendokun/d/20190825/
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最近の稽古・あれこれ

2021年08月23日 | 剣道・剣術
暑いので稽古はしたくないというのが本音。
でも夏場に適度に稽古しておかなければ鈍ってしまうのも確かである。
「イヤ感」を振り払って稽古に行くのが8月の稽古。寒い方がマシである。
それにコロナのせいでいつ稽古が中止になるかわからない。
やれる時は稽古しておこう・・・という気持ちもある。

8月11日、長正館剣道定例稽古
8月14日午前、往馬玄武会
8月18日、長正館剣道定例稽古
8月21日午前、往馬玄武会
8月21日夜、長正館一刀流
8月22日、長正館月例稽古(一刀流+剣道)

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8月11日、長正館剣道定例稽古(大阪市東住吉区矢田中学校)


稽古前にTちゃんと剣道形のおさらい。
準備運動と素振りのあと、初心者指導はH尾三段に任せ、基本稽古と自由稽古。
20時で退館しなければならないので稽古は短め。1時間くらい。
Yちゃん(高校2年生で三段)が久々に来たので稽古する。打ちが強くなってきたかな?

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8月14日午前、往馬玄武会(生駒市市民武道館)


基本稽古長め、回り稽古、最後に実戦想定の面打ち。
1時間半程度の稽古だが汗だくである。A先生(七段)との稽古は楽しい。
A先生のお孫さん(奈良尚武館)の剣風も良くなってきた。
素直な子供は伸びる。いや大人もか・・・

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8月18日、長正館剣道定例稽古(大阪市東住吉区矢田中学校)


前回、予想外に時間オーバーになったので、20時退館を目指し19時45分を目処に終了することにする。
Yちゃん、来るはずが来なかったので聞いていたら、大手前高校(一刀流同門のJM氏とこ)に部活で遠征稽古に行って。
疲れて帰ってきたのだとか。明日も部活なので夜の稽古は休んだとのこと。それなら仕方があるまい。
初心者多数なので、きょうも初心者指導はH尾三段に任せた。

19時開始なので副館長のF六段は仕事の都合で来れないのが痛い。
K芦さん(五段)に「早よぅ六段とって初心者指導の中核になってくださいね」と愚痴を言ってしまった。

H尾三段との稽古。彼は試合巧者で飛び込み面が速い。
最後の一本勝負で返し胴が間に合わず面を打たれた。
あとで動画を確認した。ほんの僅かだが待ちの気持ちになった分、対応が遅れたようだ。
これは素直に反省。自分の課題が見えてきたように思う。
返し胴が遅れた原因は明白である。木曜会で教えられたことをやっていないのだ。


(返し胴が間に合わず打たれた瞬間)

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8月21日午前、往馬玄武会(生駒市市民武道館)


基本稽古+回り稽古。
良くは無いのだが相手によって剣風を変えてしまっている。
水曜日に反省したのにところどころ手を抜いてしまっている。
「鎬を意識した剣道」が今の課題である。

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8月21日夜、長正館一刀流(大阪市東住吉区中野中学校)


打方養成はN村副館長に任せる。
初心者のS見さんは3本まで出来るので稽古の輪に入れる。
50本までやりたかったが順皮までしか出来なかった。
後半、打方を務めたが滝のように汗が噴き出る。胴着はぐしょぐしょ。

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8月22日、長正館月例稽古前半(一刀流・大阪市住吉区墨江丘中学校)


本日は刃引(はびき)の稽古。
技を分解して、刃の向き、手首の返し、体捌き、など、今まで訳あって出来なかった指導を丁寧に行った。
「擦り」が出来ていない者が多い。竹刀では表現できない「擦り」の技術は今後の重要課題である。
最後に、K藤指導員と高上極意五点の稽古。

8月22日、長正館月例稽古後半(剣道・大阪市住吉区墨江丘中学校)


8人が集まった。とても暑い。
すでに一刀流の稽古で胴着はぐしょぐしょ。気持ち悪い。

課題は「鎬」。鎬だけを意識して稽古した。
しかし時々気が抜けるのがわかる。鎬、しのぎ、シノギ・・・。
各自休憩を入れながら1時間10分の稽古。

本日、持っていった水分2.5リットルは全部飲み切ってしまった。
先月の稽古では、こまめな水分補給をせず、時間をおいてがぶ飲みしてしまった。
がぶ飲みすると胃袋に飲料が滞留して稽古中にチャプチャプするのだ。
結果的に軽い熱中所になったのが先月の反省。こまめに水分補給は大切である。


持って行った飲み物2.5リットルは無くなった。


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最近の稽古・あれこれ

2021年08月09日 | 剣道・剣術
7月8月の稽古は本当に辛い。
そういや長正館の建物があったころは8月の稽古はしなかった。
スレート葺きの長正館では館内の気温が40度を超える時もあり、
稽古が終わって外に出ると、外の気温が35度前後でも「あ~涼しい!」と言っていたものだ。
一刀流の稽古では水分補給はもちろん、塩を舐めながら稽古していたのを思い出す。
よく熱中症で倒れなかったものだ。(倒れて救急車で運ばれた者もいた)

7月24日午前、往馬玄武会(大和郡山市外川町体育館)
7月24日夜、長正館一刀流
7月31日午前、往馬玄武会
7月31日夜、宝剣会
8月4日、長正館剣道定例稽古
8月7日、長正館一刀流稽古


(7月24日午前、外川町体育館で往馬玄武会)

仕事してから駆け付けたが前半稽古が終わっていて休憩中だった。
K川さんは暑さでダウン。後半は見学だと言う。
この日は4人だけだったので、残った3人で2分間の回り稽古を2回した。
せっかくなので審査のように美しく稽古をしようとしたがガンガン攻めてこられるとバタバタしてしまう。
懸中待、待中懸・・ああ難しい。。

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(7月24日夜、長正館小野派一刀流稽古)

初心者は居なかったので、2人に打方をやらせた。指導はK藤指導員。
将来的には回る方式を止めて禮楽堂のように一対一で稽古を行えるようにする方針だ。
暑くて滝のように汗が流れる。久々に大太刀60本までやった。

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(7月31日午前、往馬玄武会)

基本稽古と回り稽古。回り稽古は5人で2分間だから一巡で10分間。
後半になると精神的にダラけてくるのがわかる。無意識に手を抜いてしまうのだ。

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(7月31日夜、宝剣会)

七段4名、六段2名のフルメンバー。基本稽古と地稽古。

わけあって宝剣会での稽古はこの日を最後にすることにした。
在籍6~7年かな?H田七段との稽古はお互い必死で楽しかったし勉強になったなあ。
最後の稽古に石丸師範にドカ面が打てたのが嬉しい。もう暑さでヘトヘト、汗でボトボト。
さよなら、宝剣会。



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長正館剣道定例稽古(矢田中学校)


(8月4日、長正館剣道定例稽古にて黙祷)

19時半~21時の予定だったが、連絡が来て20時までとなった。
コロナの緊急事態宣言のせいである。急ぎ、緊急連絡した。
井上先生の報告と追悼のために黙祷を捧げるためだ。


(開始時間までTちゃんと剣道形稽古・・写真の奥のほう)

19時開始。K君一級、A君二級、Tちゃん初段合格の報告。
井上先生の報告。黙祷。あとは構えと素振りで終了。防具稽古は無し。20時前に終了。


(全員で素振りの稽古)

素振りは佐藤誠先生の指導方法から引用させてもらった。
つまり、長正館で初めて「すりかぶり」を教えた。井上先生お許しあれ。

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8月7日、中野中学校格技室、長正館小野派一刀流稽古
井上先生の遺影を掲げての追悼稽古となった。
2週間前と同じく打方養成稽古。指導はN村副館長とK藤指導員。
暑いので休憩を多めにとる。外の方が涼しい。


(K芦さんも久々に打方に入る)


(上の写真でO野先生の頭が燃えていたので拡大してみたら、カーテンの破れ目で後光が射していたのだった)


(打方の特訓稽古)

たとえ5本、10本でも覚えたら、組になって稽古出来る。
そうなれば今までの非効率的な稽古方法から飛躍的に進歩するだろう。


(遺影に向かって偲び泣くI口さん)

と思ったら扇風機で涼んでいただけ・・・だった・・・


(稽古後の集合写真)
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長正館 井上勝由館主死去 2021年7月27日

2021年07月30日 | 剣道・剣術
長正館の井上勝由(いのうえかつよし)館主が亡くなられました。
(2021年4月3日に館長から館主になられました)

大正15年生まれ、満94才(数え96才)でした。
最後まで自宅のマンションに住まわれました。
27日に調子が悪く、診察のため病院に行ったところ、
診察の直前で、息をしていないことに周りが気づかれたそうです。
最後は咽頭がんを患われましたが、がんの痛みが出る前に亡くなられました。

井上勝由先生は私の小野派一刀流の師範です。
頑固な性格で、細かいところにも目が行き届き、
長正館の運営については何回も叱られ指導されました。

褒められることはまず無かったです。
しかし、厳しくされたという事はそれだけ信頼も期待もされていたのでしょう。
武道の師弟でもあり、自分の父と年齢も近いこともあり、父親のような気持ちで接していました。

今年の5月22日に、剣道の道具一式、竹刀、木刀、一刀流の鬼小手など引き取りに行きました。
「長正館の後は頼むで」と言われ男泣きに泣かれました。
私も先生の手を握り涙が止まりませんでした。

剣士が剣を捨てる時。
この時、先生は、もう先が長くないと思われていたのでしょう。

長正館には、小野派一刀流を学ぶためだけに入門したのですが、
いつも間にか剣道稽古にも参加するようになりました。

2017年7月28日に長正館が閉館し、そのあと指導者層がごっそり抜けてしまいました。
高齢者が多かった事もありますが、長正館と言う建物が無くなったことも大きな原因だと思っております。
井上先生の人生は長正館の歴史そのものであったと言えます。長正館が無くなった時は本当に悲しそうでした。
そして私が成行き的に剣道のほうも面倒を見る事になりました。
稽古は近くの学校施設を借りて、人数は減りましたが何とか稽古を続けるようになりました。

井上先生は、毎回の稽古にバイクで来られます。
さすがに危ないので車で送り迎えをすることになりました。
冬は指先が冷たくなって動かないとかで、毎回、小さな電気ストーブ2つと電気マットを持参しました。
昔の長正館には大きなガスストーブがありましたが、
先生のために、あの大きなガスストーブがあればどんなに良いかと何回も思ったものです。
小さな電気ストーブでは指先しか温められないのに先生は喜んでおられました。

昨年の12月22日が2020年の稽古納めでした。
若者達や子供たち、最後は私も稽古をお願い出来ました。
この日が井上先生の最後の防具を着けての稽古になりました。
最後まで防具は自分で着用され、蹲踞もきちんとし、私達と対等に稽古をされてました。

コロナ禍で、もともと稽古量は激減していましたが、
もしコロナ禍で無ければ、そして建物としての長正館があったなら、
井上先生ももっともっと長生きされたのでは無いかと残念に思っているのです。

お通夜は7月28日、告別式は29日でした。久々に泣きました。
夕暮れの西の空を見ながら「今頃先生は煙になって空に向かっておられるんかな」なんて思ってました。

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以下、思い出場面。


(2017年7月26日、稽古終了後の集合写真)


(2017年7月29日、神棚を撤去した閉館時の集合写真)


(2020年2月5日、矢田中学校体育館にて)


(2020年2月19日、矢田中学校体育館、A君弟との稽古)


(2020年12月22日、長正館の稽古納め、手前左が井上先生)


(2021年4月3日、小野派一刀流の稽古のあとで)


(同じ写真の拡大)


(2021年5月22日、井上先生のご自宅で)


(同じ日、海軍のお話を色々聞かせていただきました)


(2021年6月26日、先生のバイクを引き取りに行った時)


(亡くなる数日前に出された暑中見舞い)



(文面は印刷でしたが宛名は自筆でした)

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井上先生、お疲れさまでした。
安らかにお眠りください。
本当に長い間、ありがとうございました。
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最近の稽古・あれこれ

2021年07月26日 | 剣道・剣術
暑くて息苦しくて、稽古などまっぴらゴメンこうむりたい・・・
そう思っていても「今やっとじゃないと身体がなまってしまう」と思うのは悲しいサガである。

6月19日午前、修道館生駒支部主催稽古会(生駒武道館)
6月19日夜、宝剣会
6月21日、なんば養正会
6月26日、宝剣会
7月3日、宝剣会
7月10日午前、往馬玄武会
7月10日夜、宝剣会
7月12日、なんば養正会
7月17日午前、往馬玄武会(大和郡山市九条スポーツ会館)
7月17日夜、宝剣会
7月18日、長正館月例稽古(一刀流+剣道)

稽古の量は増えてきた。増えてはきたが、土日に集中している。
実際、18日の長正館の月例稽古の帰り道は疲労のピークだった。
3日ほど疲れが残ったのは軽い熱中症だったのかも知れない。

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(6月19日午前、修道館生駒支部主催、奈良県剣士の有志稽古会)

参加者4名と少人数での稽古。9時過ぎから12時過ぎまでほぼ3時間。
剣道形と基本稽古のみ。充実した稽古が出来た。
主催者のM村氏とは久々に納得の出来る良い剣道形を打てた。

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(6月19日夜、宝剣会、右側で面を打っているのが私)

この日は4人だけ。七段2名、六段2名。
基本稽古、回り稽古、そして打ち込み稽古。
気温は30度も無かったが湿度が80%近くあって息苦しい稽古だった。
剣道の苦しさは気温もさることながら湿気の影響も大きいと思う。

あとで動画を見ると、技の出し方が乱暴で、チカラでねじ伏せるような打ちになっている。
これは反省すべき・・・

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(6月21日、なんば養正会)

三か月ぶりの養正会の稽古。
この日は稽古再開日ということで基本打ちだけ。
基本打ちだと真っすぐ打てる。

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(6月26日、宝剣会、石丸師範と)

七段4名、六段2名のフルメンバーである。
先週と同じく蒸し暑く息苦しい。マスク1枚でも呼吸困難マシマシだ。
石丸師範には面と返し胴を決めたがそのあとボコボコにされた。


(6月26日、宝剣会。H田六段と、中央向こう側が私)

体幹が優れ、キレイな打ちをするH田七段になかなか正攻法が通じない。
面と胴は打てたが、動画で確認すると私の打ちは安定感に欠けているのがわかる。
最後の一本勝負は面金気味の浅い面を頂戴した。
まだまだと言いたいが体力が続かず終りにした。

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(7月3日、宝剣会、地稽古、中央が私)

6名フルメンバー。しかし石丸師範は稽古せず。
ラッキーと思ったら大間違いで、横でずっと見られると気を抜くことが出来ない。
蒸し暑く、マスクのおかげで息苦しく、息も絶え絶えの稽古となった。
H田七段との稽古はお互いに技が決まらず、最後は体力的に勝るH田七段の小手面を戴いて終了。


(7月3日、宝剣会、打ち込み稽古)

最後は打ち込みと切返し。
体力を使い果たしたあとの打ち込みと切返しは本当にツライ。

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(7月10日午前、往馬玄武会、左側で面を打っているのが私)

本日4名。基本稽古+回り稽古。
写真は地稽古の中でN岳五段の気の抜けたところを打ちに出た場面。
私にしては珍しく、フォームの整った面が打てた。

稽古のあとは東大阪の職場に行って急ぎの出荷を行う。
本当は少し眠りたいが今の時期はそんな時間は無し。

仕事後、夜の稽古(宝剣会)へ行く足取りは重かった。

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(7月10日夜、宝剣会、左の向こう側が私)

4名だけ。基本稽古と回り稽古。
最後は初太刀一本の稽古をして切り返しで終了。
いつもより人数が少ないので稽古時間も短くて、いつもよりは疲労が少ない。
写真はH田七段との相面。日の丸側の私が遅れて面を取られた。

暑くて息苦しいので「もうやめようか?」という全員の雰囲気で終了。
みなもうトシだ。根性は無い。

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(7月12日、なんば養正会、背を向けているのが私)

一番に元気の良いM六段がかかってくる。
私の鈍足面はなかなか決まらないが、最後の一本勝負では決めることが出来た。
小さくコンパクトに打つとヒット率は上がるが本当は好きでは無い。気持ち複雑。

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(7月17日午前、往馬玄武会、手前の右側が私)

この日は生駒武道館ではなく、大和郡山の九条スポーツ会館。
宝剣会のH田七段、他1名が参加して、合計7名の稽古となった。
時間はたっぷりあるが、もう暑くて暑くて、途中で逃げ出したいぐらい。

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(7月17日夜、宝剣会、石丸師範と)

6名フルメンバー。
基本打ち、地稽古、打ち込み。
写真は石丸師範が竹刀を立てて防いだところを裏から面を打つところ。
ほんの僅かなタイミングの差で打てることがある。
これを表から打つと返し胴の餌食となる。


(7月17日夜、宝剣会、H田七段と)

正攻法ではなかなか打てない。これは乱戦状態からの面。
打てたものの、良い面とは言えないところが悲しい。

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(7月18日、長正館月例稽古、第一部、一刀流稽古)

久々の稽古なので、構え、小手攻め、中心の取り方など基本的なところを稽古する。
ともかく暑くて耐えがたい。ひっきりなしに汗が出てくる。大丈夫か?


(7月18日、長正館月例稽古、第二部、剣道稽古)

24日にTちゃんの初段審査がある。
いちばん心配なのは剣道形。きっちり教えるのは本日が最初である。
自習をしてきたらしく、細かいところの手直し。指導はK藤六段。

面を着けたが体力的に限界が来ているなあ・・と自覚あり。
持っていった2リットルの水分は無くなってしまっている。
軽い熱中症かも知れない。八月の稽古はどうするかなあ・・・と迷ってしまった。

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【感想と反省】

マスクのせいなのか、息が続かない場面が多くなった。
気温よりも湿気がこたえる。まだまだ若いつもりだが身体が言う事を聞かない。

幸い、7月22日の級審査で、K君が一級合格、A君が二級合格、
7月24日の段審査で、Tちゃんが初段に合格した。

長正館の剣道定例稽古はまだ再開していないが、
この稽古不足の中で、よくぞ、みんな合格してくれたものだと嬉しく思う。
公園での特訓など、イレギュラーな稽古もあったが、今後は定例稽古の中でしっかり稽古したいものだ。
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最近の稽古・あれこれ

2021年06月16日 | 剣道・剣術
忙しい時期なので、なかなか書き込めないでいます。
おかげさまで元気にやってます。細々と稽古はしてます。
心配していたカリウム値も下がってきました。

5月29日、宝剣会
6月5日、宝剣会
6月6日、奈良県剣士の有志稽古会(生駒武道館)
6月12日、往馬玄武会
6月13日、長正館、木刀による剣道基本法特訓

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(5月29日、宝剣会)

フルメンバー6名。七段4名、六段2名。
この日の稽古は、ともかく積極的に間合いに入って攻めることを意識する。
あとは身体に任せる。細かいところはいい加減になるが、これもまた良し。
写真は稽古後の石丸師範のレクチャー。打つ時に横に逃げてはならない。など。

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(6月5日、宝剣会)


(6月5日、宝剣会、稽古終了後)

フルメンバー6名+出稽古の五段の方で合計7名。
出稽古の方は大和郡山の大道武塾のK谷さん。
昔、難波の養正会で稽古したこともある。(・・だそうな・・すっかり忘れてた)
大道武塾へは、道畑先生を訪ねて稽古にお邪魔したこともある。
稽古後の石丸師範のレクチャーでは「間合いを大切に」というお話。

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(6月6日、奈良県剣士の有志稽古会、稽古後)

5名+見学者1名。見学の方は奈良尚武館の方。
5名のうち4名は私の稽古仲間(宝剣会+玄武会)である。
剣道形、基本稽古、回り稽古で2時間半ほどの稽古。
昨夜の疲れが残っていてクタクタになったが午後から夜までは仕事である。


(6月6日、奈良県剣士の有志稽古会での私の面)

試合では旗は上がるだろうが、何んと無様な打ちであろうか。
木曜会の稽古がコロナの影響で無くなって、だんだん形が崩れてきている気がする。
「打たれても良いから崩れるな」とは思うのだが難しいものだ。

剣道形の合い間に一刀流の独り稽古を行う。
ずっと稽古していないので途中で「???」となる場面があった。
見学の方「一刀流ですね?」と聞いてきたので話していたら、
何と市川の宏道会(もしくはその関連)で稽古をしていたそうな。
「稽古再開したら、ぜひ長正館に来てください」と言っておいた。

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(6月12日、往馬玄武会-1)

全員で3名だった。基本を中心に稽古する。最後は回り稽古。
上の写真は左が私、右がH名五段。私の面は有効打だが、姿形が悪い。
いわゆる「防ぎ打ち」になっている。


6月12日、往馬玄武会-2)

上の写真は左が私、右がN岳五段。
面に行ったら見事な出小手を打たれた。
自分では大きく振りかぶっていないつもりだが動画を見ると大きく振り上げているのがわかる。

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(6月13日、長正館、木刀による剣道基本法特訓-1、K君のご家族と)


(6月13日、長正館、木刀による剣道基本法特訓-2)

20日に南地区の昇級審査があるので、一級を受けるK君の特訓。
木刀による剣道基本法。一級は、1,2,5,6,8の5本である。

A君も二級を受ける予定だったが所属の剣道部の試合があるとかで級審査は不参加。
ちなみに二級は、1,2,5の3本である。

稽古場所は事務所近くの公園。
幸い雨が降らなかった。もし雨が降れば、近くの工場の軒下をお借りする予定だった。
蒸し暑くて汗が噴き出る。マスクは大変だ。

後日、連絡があり、20日の審査は会場が使えず延期だとの事。
そういや20日まで緊急事態宣言だった。(でもするんだと思っていた)

長正館。ずっと井上先生に郵便物の転送をお願いしていた。
急ぎ、連絡場所を、井上勝由先生宅から私の事務所に変更中である。
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最近の稽古・あれこれ

2021年05月24日 | 剣道・剣術
まん延防止等重点措置やら非常事態措置やらで、
何が何やら訳がわからないまま大阪の稽古は全部中止になってしまいました。
おかげでブログの更新も滞りがちです。ああつまらん。

4月24日、宝剣会
5月5日、奈良県剣士の有志稽古会(生駒武道館)
5月8日、宝剣会
5月15日、宝剣会
5月16日、奈良県剣士の有志稽古会(生駒武道館)
5月22日、往馬玄武会

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(4月24日、宝剣会)

生駒市武道館。(というか、最近は、ぜ~んぶ生駒市武道館である)

N村さんが六段に合格したので、六段2名、七段3名の稽古となった。石丸師範はお休み。
基本のあとは回り稽古。がんがん攻めてくるH田七段には誤魔化しの小手しか打てない。
剣先合わさず攻めが強く打ちが速い者に攻め勝つにはどうしたら良いのだろうか。う~ん、わからん。


(5月5日、奈良県剣士の有志稽古会・剣道形)

元は修道館の上町研究会の生駒支部の稽古会。
県外の者は使用禁止になったとかで急きょ、奈良県剣士少人数で集まっての稽古会。
6名が集まって、剣道形、基本稽古、短い回り稽古。


(5月5日、奈良県剣士の有志稽古会・回り稽古)

手前右が私だが、何だか構えが崩れている気がする。
左足に力が入っていないのである。もう少し前傾がいいかも。


(5月8日、宝剣会)

この日は4名だけ。六段2名、七段2名。
湿気が強いので短めの稽古。それでも息が苦しい。
H田七段の攻めがキツイ。剣先を合わせないのは彼の剣風でやりづらい。
このあと面を打ったが出小手を狙われた。どちらも決まらず。(下の写真)



面を真っすぐに打ちたいのだが身体が斜めになるクセが抜けない。


(5月15日、宝剣会)

久々のフルメンバー。七段4名、六段2名。
基本稽古のあと全員と地稽古。
この日も石丸師範に叩き潰された。


(5月16日、奈良県剣士の有志稽古会、回り稽古)

攻めの強いH田七段に牽制の小手。
最近、この小手を使うようになってきた。
当たらなくても良い。相手の動きが止まれば面に行くのだ。ただし綺麗な技では無い。


(5月16日、奈良県剣士の有志稽古会、終了後)

元の稽古会(修道館上町研究会生駒支部稽古会)にもお誘いは受けていた。
剣道形をみっちり稽古出来るのは嬉しい。
いくら理合はわかっていても、実際に遣うとなればやはり練度がモノを言う。
高段者でも剣道形の下手な者は多い。「良い形を打つなあ」と言われたいものだ。


(5月22日、往馬玄武会、基本稽古)

久々の玄武会。夜の宝剣会の稽古は無いので宝剣会のN村六段も参加。
全員で6名。基本稽古と回り稽古。時短だとかで早めに終了した。


(5月22日、往馬玄武会、回り稽古)

面を打つと左脇が空いてしまう。不細工この上なし。
ちょっと意識して修正しないとまた悪癖化してしまいそうだ。
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